金剛型は拡張性の確保や近代化改修を想定した設計だったのに、
どうして扶桑型と伊勢型は拡張性や近代化改修の余地を切り捨てた設計にしてしまったのか?
金剛型が速力30ノットの高速戦艦として第二次世界大戦でも活躍できた一方、
扶桑型と伊勢型は速力の向上ができずに柱島艦隊と揶揄される事になってしまった。

失敗作の扶桑型を運用し続けるよりは、ワシントン会議で扶桑型の廃艦と引き換えに、
加賀型もしくは天城型の就役を認めさせた方がマシだった。