国家安全保障政策/国家戦略研究スレッドPart2

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
1JTAC
垢版 |
2019/05/28(火) 20:17:15.39ID:6xOEVx5m
我国の繁栄と安全を守る国家安全保障政策とこれを実現する国家戦略を研究・提案するスレッドです。

○国家安全保障政策とは
国家の独立と繁栄を維持するために、主に軍事的な脅威などから国家を守る政策。国家は多様な価値観を包含しており政策は必ずしも他の政策・党派と整合するものではない。

○国家戦略とは
国家目的を遂行する最高位の観点から、平戦両時に政治・軍事・経済等の国力を効果的に運用する統一的・総合的・全般的な戦略。安全保障政策を上位構造とするが、政策上の不整合は国家戦略により統合が図られる。階層構造下位の戦域戦略、作戦、戦術の準拠となる。

○戦略の位相
国家戦略を構成する全ての位相(軍事・経済・文化・社会・科学技術etc.)を議論の対象としますが軍事を主たる切り口とし、それ以外の議論は50レスを越える場合は専門スレッドへの移動をお願いします。

「百戦百勝は善の善なるものに非ず。戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」

○戦略の階層構造
戦略を構成する全ての階層構造(世界観・政策・国家戦略・戦域戦略・作戦・戦術・技術)を議論の対象としますが、作戦次元以下の議論は50レスを越える場合は専門スレッドへの移動をお願いします。

「本質はdetailにこそ宿る。それは栄光無きものに非ず。」

○戦略と戦史
戦略とは一般的な法則が成り立つような分野ではなく、戦史において淘汰される複雑系・非線形・進化的なプロセスです。議論の根拠たり得る戦史上の事象(古代・中世・近世・近代・現代)を議論の対象とします。

○当スレッドのスタンスと地誌について
当スレッドは明らかにネット右翼(ネトウヨ)スレッドです。対象脅威を尊称で奉る趣味はございません。戦史・兵要地史の一貫性のため歴史的な略称(支那・北朝鮮・南朝鮮・米・英・仏・露・独他)を推称します。

○戦略思想家の格付け
●神様リスト
クラウゼヴィッツ、モルトケ、コーベット、リデル・ハート、マイケル・ハワード、J.C.ワイリー、エドワード・ルトワック、コリン・グレイ
●疫病神リスト
ジョミニ、フォッシュ、フラー、マハン、ドゥーエ、ハマン・カーン、バーナード・ブロディ、クレフェルト、ミアシャイマー

「勝利は既に(戦略次元で)確定している。卿らの上に大神オーディンの(作戦次元以下の)恩寵あらんことを。」

過去スレ:
国家安全保障政策/国家戦略研究スレッド
http://itest.5ch.net/test/read.cgi/army/1535374656/l50
510JTAC
垢版 |
2019/09/15(日) 15:16:37.87ID:mhYApqKb
だからこそ、science of warは継続的に研究を続けるとして、art of warの部分は、少なくとも一戦役毎には速やかに戦訓を反映して丸ごと見直すべきですね。
そこには「戦いの原則」などという聖域があろうはずもない。
だから、「戦いの原則」は速やかに廃止。
教範上の「基本的原則」という言い方も誤解が生じないよう「教令」に変更すべきです。

だいたい「野外令」(=野外教令)と題しておきながら、「原則書」みたいな性格を与えるのも変な話です。
自分で「教令」であると宣言しておきながら。
511JTAC
垢版 |
2019/09/15(日) 15:20:40.08ID:mhYApqKb
実は「教令」自体はとっくに導入済で、演習実施規定のようにアドホックに見直すものを「教令」と読んでますね。
ついでに「全部」見直すだけです。
512JTAC
垢版 |
2019/09/15(日) 15:30:04.94ID:mhYApqKb
だから「臨機応変の体系」

単なる無秩序ではなく、「戦争の性質」により教義を「体系化」し、これを「臨機」に見直して、
「変化に対応」するため教令に反映し敵の教義を凌駕する。
513JTAC
垢版 |
2019/09/15(日) 15:34:35.90ID:mhYApqKb
普奥戦争の後、プロイセンは新たに同盟に加わった南ドイツの各領邦軍を教義の面でも速やかに統合する必要があった。

このために、モルトケ参謀総長が自ら書き上げたのが「高級指揮官に与える"教令"」です。
ドイツはこれで普仏戦争でフランスに勝利しました。
2019/09/15(日) 21:33:07.75ID:LJ+V4vZx
臨機応変というより、

「逃亡するための行き当たりばったり」という

このババアの祖国伝統の原則(Kの法則)

の説明と何が違うのだろうかね。
515名無し三等兵
垢版 |
2019/09/16(月) 19:37:13.75ID:/0UEF/MJ
臨機応変の体系って、言葉の意味で言えば、運用の妙と変わりが無いしな。

戦いの原則を除ければ教育や訓練の根拠を失わせられ、さらに本邦の国防をダメにできる
というのが、原則に反対する理由だろう。
実際に戦いの原則という戦争の本質に近い知識体系を考察すると、専ら守りだけの気狂い戦略がトンデモだとバレてしまう。
(合わせて知障コリアダメだコテの持久戦や防勢への評価を参照のこと)
プロフェッショナルは不完全でも国を守るために考えて戦う、要は竹槍で戦わせようということ)
つまり「不利な状況下で戦わせる」ということを意図的にやらせようというわけよ。
516JTAC
垢版 |
2019/09/16(月) 19:40:08.13ID:El7PLMQY
ソ連に「戦いの原則」はあったか?

少なくとも「公式」には「ジョミニ、フラーからの戦いの原則」との「連続性」は認めてないと思われます。
マルクス-レーニン主義に基づき、全般的に「集権的」な色合が強い教義になっています。
「1936年労農赤軍野外教令」も具体的な兵科運用まで踏み込み「教令」色が強い

ただし、労農赤軍にはジョミニの伝統を信奉する旧ロシア帝国陸軍の教育を受けた将校達がいた。
彼らの影響により、時々「西側ライク」な「戦いの原則ぽい」ものが出現すると。

トロツキー「若い革命家(多分フルンゼのこと)に軍事を任せると、何もかも滅茶苦茶にしてしまう。」
517名無し三等兵
垢版 |
2019/09/16(月) 19:42:47.75ID:/0UEF/MJ
資産の凍結の前に、まず某国籍の障害年金のランク下げから頼みたいところ。
皆さん頼みますぜ。
518JTAC
垢版 |
2019/09/16(月) 19:53:44.37ID:El7PLMQY
個人的にソ連のWW2の指揮官の中でロコソフスキー元帥に興味がある。
例えばクルスクの防勢作戦指揮などソ連の縦深理論系の教令とはやや異質な運用をする。

以前の「歴史群像」で「島状防御陣地」と紹介していました。
伝統的なトライアングルな幾何学陣地ではなく、魚の鱗のようにランダムに拠点陣地を展開し、
間隙をパックフロトや砲迫火力ポケットで塞ぐ。
何より、かなり「分権的」な色合いが強くそれゆえ異質と感じる。

実際、クルスクの北側の戦闘で猛威を古い、ドイツ軍の攻撃部隊は「迷宮」の中でさ迷い突破どころではなかった。

教範の類見てもどれに相当するのか分かりませんが、ロシア人もこういう戦い方もすることに警戒感を覚える。
519名無し三等兵
垢版 |
2019/09/16(月) 20:00:09.58ID:/0UEF/MJ
つか、都合の悪いレスだと出てくる法則でもあるのか。
最初のレスから3分後に被せるようにだぜ。
無職のストーカーっかつうの気持ち悪い。
520JTAC
垢版 |
2019/09/16(月) 20:27:25.61ID:El7PLMQY
ロコソフスキーはポーランド人で後にポーランドの国防相にも任命される。
(お飾りだったようですが)
ポーランド槍騎兵の自由市民の伝統の影響が「やや」あるのかもしれない。
521JTAC
垢版 |
2019/09/16(月) 20:29:39.39ID:El7PLMQY
>>319
「日本」の世間一般では今日は休日(祝日)ですが?
522JTAC
垢版 |
2019/09/16(月) 20:42:01.04ID:El7PLMQY
孫子を「戦いの原則」の始祖に置いてる文献もあります。

ところが、一見、孫子は「戦いの原則」ライクな「抽象的な格言」の寄せ集めに見えますが、デレク・ユアンは「違う」という。
これは、かなり具体的なマニュアル(教令)であると。

一つは西洋系の研究者の中原史の素養が低すぎて、明らかに対象となる事例があるのに見過ごしてるからだと。

もう一つは道経教(タオイズム)への考察が無く、孫子が想定してる読者なら当然、感じるタオイズムによるダイナミックな風景を見ることができないからだと。
なるほど。

やっぱ、鍵は「宗教」ですなw
アーメン教の偏見は怖い怖い。
2019/09/17(火) 00:12:29.28ID:jlB0auYM
防勢の意味もわからんしな
(石油)資源が国内から湧き出てるとでも言うんだろうか

コリアンダーとして見れば全ては繋がる

しかしコリアンダーのルサンチマンって手が込んでる
日本人だとこういうのは少ないんだが

連中の場合は悪意に加えて卑劣さがある
2019/09/17(火) 20:14:50.81ID:6wBIeg/o
>516
>ソ連に「戦いの原則」はあったか?

正確にいえば、「ソ連陸軍の作戦術及び戦術の基本原則」というものがある。
米軍の以前のFMに掲載されていたのも、コレ。

(ソ連将校の必読書に指定されていたもので、米軍でも入手し翻訳していた)
(某組織では、その英語版を入手し翻訳している)
525JTAC
垢版 |
2019/09/17(火) 20:48:01.47ID:O3z+ITTG
>>524
片岡氏の「軍事の事典」のロシアの記述でも「西欧の軍事思想」と「ロシア固有の軍事思想」の間で「揺れ動いた」との認識を示しています。

前者は、「戦いの原則」という観点ではアーメン教(カトリック、プロテスタント、イギリス国教会)の影響を「間接的に」受けますが、
後者はマルクス-レーニン主義、さらにはそれ以前のロシア土着の「ロシア正教」の影響が極めて強いということになる。
それがサブキンあたりが「戦いの原則」みたいなものに言及しつつも「ブルジョワの原則とは違う!」と強く主張する倒錯の原因かと。

二系統に分裂傾向がある、というのは頭に置く必要があると思う。
526JTAC
垢版 |
2019/09/17(火) 21:13:12.83ID:O3z+ITTG
原形はピョートル大帝の頃から既にあり、西洋かぶれのピョートルと
側近でポルタヴァの会戦でも活躍したアレクサンドル・メーンシコフの間の分裂傾向もそれで説明できる。
敬愛しつつも、どこか付いていけないと。
ロシアの首都機能がモスクワとサンクト・ペテルスブルグに分裂してるところも。

敵が分裂するところ情報戦略の出番です。
「調略せよ」と明石元二郎のゴーストが囁くのです。
527JTAC
垢版 |
2019/09/17(火) 21:24:56.62ID:O3z+ITTG
「戦いの原則」を応用できる形で初めて提示したのはビューローだと言われています。
この議論がなかなか面白く「策源」の配置こそが戦略の成否決めるという。
作戦正面の後方に、概ね一列に並ぶ「策源」群の幅を底辺とし、戦略上の攻勢の目標を頂点とする三角形を描画します。
この頂点の角度を「作戦角」といいます。

ビーューローの「戦いの原則」はこの作戦角が閾値よりの小さければ攻勢は成功し大きければ失敗します。
528JTAC
垢版 |
2019/09/17(火) 21:33:13.36ID:O3z+ITTG
ビューローの「戦いの原則」は、当然、過度に抽象化し過ぎて現代戦では意味を成しませんが、
前提条件を蔑ろにする「戦いの原則」の危険性を理解する上での良い教材です。
フラー以降の「戦いの原則」は、ビューロー以上に戦史上の根拠薄弱につき。

クラウゼヴィッツが「原則的な」兵学理論を一つ一つ反駁し潰していますが、「策源云々」と言ってるのはビューローの理論を指します。
そして「全て不完全」であると。
529JTAC
垢版 |
2019/09/17(火) 22:00:08.89ID:O3z+ITTG
ビューローは、トータルでは「軽薄才子」「兵学界のトリックスター」という評価ですが、
「戦略」を「視程外での機動」と位置付け、今日の「作戦次元」の草分けとも評価されてもいます。
クラウゼヴィッツの「戦略(≒作戦)」 の概念もビューローの先行研究の影響を受けています。

現代にもなって「東のトリックスター」ビューローの「戦いの原則」を信奉するのは滑稽ですが、
「西のオカルティスト」フラーの「戦いの原則(9原則)」を大真面目に「不変の原則である!」とか言いきるのも同じくらい噴飯ものでしょう。
冷静に観れば。
2019/09/17(火) 23:27:13.96ID:fS51VqBN
>>515
>原則に反対する理由

深読しすぎで、ただのキ印かもよ
半ば認めてる通り韓国籍だとは思うけど

まあ>>504の言う通りネタスレ何だから、>>515 >>523みたいなマジレスやめいw
2019/09/18(水) 11:17:31.16ID:g82K1IQI
>>494

>>474とか見ればわかる通りもう無茶苦茶ですよ。
自分で言ったことすら忘れてるんですから。

原則は変化するには違和感を覚えますし、理解してないとしか思えないんですよね。
繰り返し教えましたが、彼はまだわかってないんじゃないですか。
たぶんほとぼり冷めた頃にまた「原則は変化するんです」とか言ってきますよ。
はっきり言ってこの点に関して議論できる知識を持ってないのですよ。
もしくは個人的人間性の問題(自分の主張のみで他人の意見は聞けないタイプ、会議におけるトラブルメーカー)かと。
2019/09/19(木) 18:58:02.66ID:bRU9C3GV
>>530
>半ば認めてる通り韓国籍

その本質上、日本の国家安全保障に最も有害な戦略を語るわけだが
絶対不変の原則と呼んでもいいのではないか
2019/09/19(木) 19:03:10.82ID:bRU9C3GV
スレタイ的には移民戦争や西洋の自死も必読の書だが、
ネタスレっぽいし、いらんかな
534JTAC
垢版 |
2019/09/20(金) 22:17:56.06ID:ca47HYhP
「戦いの原則」を作ろうとする「積極的な努力」も近世以降、歴史的段階があります。

「攻城学」から始まって「機械的隊形戦術」「数量説」「給養説」「策源説」「内線説」ときて、じょぼ現代の「戦いの原則」に近い内容になりましたが、
クラウゼヴィッツに「これらの試みには全て欠陥がある。」と叩き潰されました。

そして、その系統にあるモルトケに「外線作戦」による「分進合撃」にて包囲殲滅されました。
が、当然のことながら「外線作戦」や「分散機動」が「戦いの原則」などとアホな主張はしません。
535JTAC
垢版 |
2019/09/20(金) 22:24:06.17ID:ca47HYhP
クラウゼヴィッツが「戦いの原則」を否定する論拠は、まず「政治」という戦争の「目的」如何で前提条件が変わってしまうことです。

作戦術の実施にあたっても、まずは政治目的からくる戦略的終末態勢(end)ってもんを深く考察します。

まさか、初っ端から「戦いの原則」を持ってくるとでもw
536JTAC
垢版 |
2019/09/20(金) 22:33:47.13ID:ca47HYhP
そこから延々と「戦いの原則」が成立しない理由を列挙してますが、大きくまとめると複雑性と不確実性です。
だから「戦場の霧」と「摩擦」を自分の戦争論に組み込んでいます。
その最たるものは敵の自由意志です。

「攻勢(主動)」「集中」「機動」「奇襲」の「原則」で戦うのである?
自殺願望か?
敵から見れば全て破滅的な対抗策があります。
それを「原則」とするならね。
537JTAC
垢版 |
2019/09/20(金) 22:52:25.85ID:ca47HYhP
抽象的な「戦いの原則」を列挙したあげく「之が運用の妙は一に其の人に存ず」の類いの態度にも、
クラウゼヴィッツは批判を加えています。
「そんな天才に遭遇したら一笑に付されるような戦争理論で戦わされる人間こそ悲惨」だと。

戦争理論で扱うのは「戦いの原則」ではなく、その「軍事的天才の中身」こそ解明すべきではないか?
クラウゼヴィッツ自身の戦争論では「軍事的天才」の解明は中途で終わりましたが、
その系列が提言してるのがMDMP(Military Deceision Making Process)やADM(Army Design Methology(operational process他))を含む「作戦術」ではないのか?
538JTAC
垢版 |
2019/09/20(金) 23:10:17.84ID:ca47HYhP
近年、益々クリティカルシンキングがクローズアップされています。

Army design methologyの概念

https://smallwarsjournal.com/sites/default/files/article_images/leakey1.jpg

もう「戦いの原則」は一度やめましょう。
両立しませんよ。
539JTAC
垢版 |
2019/09/20(金) 23:46:09.47ID:ca47HYhP
では、どうやって兵学理論を構築するか?

それは、戦史上の事実の観察から「目的」「手段」の性質を解明することだと。
これにより積極的指針でなくとも、
政治目的を分析し、状況を理解しこれを手段と結びつける方法論を確立するという「目的」は達成されます。

戦史上の事実から飛躍して未知の状況で考える上では戦史に加えて兵棋や実働演習で保管します。
2019/09/20(金) 23:55:34.79ID:oZcbnyqZ
>>515
>専ら守りだけの気狂い戦略

江崎氏のフリーダム?
2019/09/21(土) 00:23:23.74ID:WIT7t4TN
国家安全保障を語るというのが矛盾してるんだよな。
敵性国家なわけだし。

「あなたのおっしゃる国家ってどこの国のことかしら?」

と櫻井女史なら言うと思う。
542JTAC
垢版 |
2019/09/21(土) 20:44:01.57ID:rLNgGg+U
「攻勢の方が防勢よりも難しい」というクラウゼヴィッツ鉄板の客観的事実を言ってるんですがね。
どうしても理解できないいうで。
543JTAC
垢版 |
2019/09/21(土) 20:54:04.97ID:rLNgGg+U
「やりたいこと」は戦争以前に政治が規定する国家目的を達成することです。
その過程で敢えて攻勢作戦を取らざるを得ない場合は、より上位の国家戦略レベルで条件作為します。

あの強引なアドルフ・ヒトラーでさえ、ポーランド侵攻のためにチェコを併合して戦略的包囲態勢を強化し、
また仇敵のソ連と同盟してまでして外線作戦で袋叩きにしました。

それでも英仏の反応を見誤り世界大戦になってしまった。
そしてベルリンの穴蔵中で惨めに滅びました。
そういう最期がお望みか?
544JTAC
垢版 |
2019/09/21(土) 21:24:17.27ID:rLNgGg+U
20世紀に入りビスマルク亡きカイザーのドイツ帝国は、大海艦隊の建造を開始し、ついにイギリスの存亡に関わる敵になった。
もはや、ドイツに対しては防勢では生温く攻勢戦略にて滅ぼさねばならない。
イギリスの国家戦略は何をしたか?

当時、フランスとアフリカの植民地で争っていましたが、ほぼフランスの言い分を容認し英仏協商を締結しました。
国内では「先祖が血を流した土地を捨てるのか!」と非難轟々でしたが嗚咽を堪えてフランスと同盟を結んだ。

当時、ロシアとグレートゲームをユーラシアで戦っていたが、バルカン問題をロシア寄りで妥協するという代償を払った。
号泣の衝動に耐えロシアと同盟を結んだ。

このディシプリンにより三国協商、ドイツに対する戦略的包囲網完成した。
戦争では攻勢の困難に伴う紆余曲折があろう。
だが、戦争前に勝敗は決していた。

これが「国家戦略による攻勢の条件作為」です。
犠牲と忍耐と執念の結実です。
545JTAC
垢版 |
2019/09/21(土) 21:42:44.83ID:rLNgGg+U
引用元、このシリーズは面白かった。

イギリスのディシプリン
https://geopoli.exblog.jp/29474860/

ディシプリンその1:アメリカを離すな
https://geopoli.exblog.jp/29476420/

ディシプリンその2:フランスと妥協せよ
https://geopoli.exblog.jp/29478282/

ディシプリンその3:ロシアと組め
https://geopoli.exblog.jp/29479959/

国家戦略は、方法手段の幅は増えるが、同時に国力の限界を冷徹に認めることも要求します。
「攻勢主義」の幼稚な感性と対局にある。
546JTAC
垢版 |
2019/09/21(土) 22:15:13.59ID:rLNgGg+U
とかMaritaime strategyぽく見てると、マハニズムにげんなりするのも少しは理解してもらえないでしょうか?
「視野が狭い」斬り捨ててもようございましょう?
547JTAC
垢版 |
2019/09/23(月) 22:58:21.99ID:zx1d41+A
今一度、なるべくコンパクトにクラウゼヴィッツの「戦争論」解題を試みる。

文書として難解で読んでると飽きてきますが、この書の凄いところは後世の優秀な兵学思想家を引き付けてやまないところです。
後のクラウゼヴィッツ派の書と行ったり来たりを繰り返すと、今まで「?」だったところが分かってきたりします。
548JTAC
垢版 |
2019/09/23(月) 23:17:17.80ID:zx1d41+A
まず、前史として「魂の父」シャルンホルストとグナイゼナウとの関係を一通りは知っておくべきだ。
この二人、フリードリヒ大王のきわめて決定論的、機械論的な戦争観に批判的なのです。
保守的な門閥貴族が好きな「戦いの原則」ではなく、自ら状況に則して考え行動できる。
知性ある指揮官、参謀を作ろう(参謀本部、陸軍大学の原型)とした。
そうして「戦いの原則」では対応できない複雑な状況でも戦い抜くのです。

ナポレオン戦争に勝利した彼らですが、シャルンホルストは戦死し、「ジャコバン」グナイゼナウも速やかに左遷された。

そんな、反動の時代にシャルンホルストの弟子、グナイゼナウの弟分で自分も絶賛閑職に追いやられたクラウゼヴィッツがどんな書を書くか。
ページ開く以前に「戦争論」の方向性は分かりますわな。

フリードリヒ大王の用兵原則に拘りイエナ・アウエルシュタットでプロイセンを奈落の底に叩き落としたホンローエン公も戦争論内で批判されていなます。
(でも本心で批判したかったのは誰だったかw)
549JTAC
垢版 |
2019/09/23(月) 23:48:16.96ID:zx1d41+A
さらに重要なのは、執筆中に本人が亡くなってしまったことです。
グナイゼナウの軍団参謀長としてポーランドの反乱鎮圧に出征しましたが、コレラの大流行により軍団壊滅、グナイゼナウも病死。
クラウゼヴィッツ本人も戦地から帰還した直後に発病し還らぬ人になりました。

ただし、この時代の軍人らしく、常に自分の死は予期しており「戦争論」の原稿は、未完成の草稿、執筆の経緯を記載した「覚書」も含めて箱に封密されていがようです。

クラウゼヴィッツの死後、奥方のマリー夫人が発見し出版に漕ぎ着けたのが、現代に残る名著「戦争論」です。

戦争論の執筆は、夫婦間では秘密でも何でもなく、執筆中に奥方に読んで聞かせ意見も聞いていたらしい。
このへんの経緯は「マリー夫人による序文」に書いてあります。
550JTAC
垢版 |
2019/09/25(水) 19:55:02.32ID:25XWU/1W
「戦争論」の構成

序文(マリー夫人)

覚書(クラウゼヴィッツ本人)

序言(クラウゼヴィッツ本人)

第一部 戦争の性質について

第二部 戦争の理論について

第三部 戦略一般について

第四部 戦 闘

第五部 戦闘力

第六部 防 御

第七部、第八部のための附言(マリー夫人)

第七部 攻 撃(草案)

第八部 作戦計画(草案)
551JTAC
垢版 |
2019/09/25(水) 20:12:11.68ID:25XWU/1W
「戦争論」の構成見れば一目瞭然のように、まず読むべきは「真の著者」マリー夫人の序文と附言です。
それから、全文の「見直し」に言及した覚書と序言です。
これ読まないと、おそらく分け分からず終了でしょう。

それから、スケッチレベルの草案である「攻撃」と「作戦計画」ですが、これも敢えて読むべきです。
クラウゼヴィッツが、これ書いてる途中に「第一部 戦争の性質」の修正を閃き、全面改正に繋がったからです。

昔持ってたレクラム版は夫人の序文や附言、本人の覚書や草案の部分をバッサリ斬ってた記憶がある。
(日本クラウゼヴィッツ学会って・・・・・)

今眺めているのは清水多吉訳の中公文庫のやつはひととおり収録されています。
552JTAC
垢版 |
2019/09/25(水) 23:47:08.29ID:S/1xqvts
ただし、それでもまだ不足があって、第七部、第八部には付随した論稿がある。
1810年、1811年、1812年皇太子への御進講草稿がそれで、
これを戦争論の分冊に載せるのは、マリー夫人の単なる思い付きではなく、わざわざ皇太子の許可までとっている。

中央文庫のにはそれは収録されてないように思う。
クラウゼヴィッツ研究は果てが無い。
553JTAC
垢版 |
2019/09/26(木) 19:23:11.17ID:Sifj3brz
「序文(マリー夫人)」

序文のポイントは、出版にあたって、夫人が論理的な整合性やテーマの主張よりも、
故人の原文をそのままの形で後世に残そうとしたことです。

このお陰で、後の世の軍事研究者を悩ませる文中で論理矛盾を敢えて辞さない、
その替り丹念に読解していけばクラウゼヴィッツの思考を辿ることができる
厄介でかつ軍事的に最も価値が高い書が世に放たれました。
554JTAC
垢版 |
2019/09/26(木) 19:42:08.94ID:Sifj3brz
クラウゼヴィッツの戦争論は、故人の原文に忠実なのはまず夫人が出版した初版。
第2版から第15版までは夫人の兄ブリュールが内容を改ざんした疑いがあります。
これは、当時、参謀本部で主流だった殲滅戦思想におもねったからだと言われる。

シュリーフェンは第5版を指して「クラウゼヴィッツは殲滅戦思想の創始者だ!」と高く評価したそうです。
傍迷惑な。

第16版以降は、再びハールヴェークが初版に依拠し直したものに改め出版されています。
このため、日本における翻訳書も、どの版に依拠しているかが重要になる。
555JTAC
垢版 |
2019/09/27(金) 00:20:36.25ID:sK+pTnDb
「覚書(クラウゼヴィッツ本人)」

クラウゼヴィッツは覚書で「第1部 戦争の性質 第1章 戦争とは何であるか?のみが完全で他は書き直しが必要」としています。

それは、戦争論中で最も重用な命題「戦争とは他の諸手段による継続した政治以外の何ものでもない」を完全に適用できた唯一の部分だからです。

だからと言って、市販の解説書がいってるような「ここ」だけが重要なわけではない。
「戦いの原則」を否定するクラウゼヴィッツは、戦争を哲学的な分析よりも
経験(戦史)から得られる「様相」により「全体」を捉えようとする。
経験と生々しく繋がるのは部分に近しく戦史の記述が多い「攻撃」「防御」「作戦計画」です。
だから第7部「攻撃」書いてるときに「政治と戦争」が閃き、戦争論の全面改正に繋がった。
というより「戦争論が生まれた」というべきか?

クラウゼヴィッツが書きたいのは死んだ理論ではなく、生き生きとあいた戦争の現実の様相なのです。
556JTAC
垢版 |
2019/09/28(土) 10:34:34.27ID:jqE301+5
「第一部 戦争の性質について」

この部が何故「誤読」を誘うのかと言えば、ヘーゲル哲学が定式化した「弁証法」という
あまり馴染みがない方法で論じているからだ。

「「AはAである」という同一律を基本に置き、「AでありかつAでない」という矛盾を偽だとは決めつけず、
物の対立・矛盾を通して、その統一により一層高い境地に進むという、
運動・発展の姿において考える見方。
図式的に表せば、A(テーゼ)に対しその(自己)否定たる非A(アンチテーゼ)が起こり、
この否定・矛盾を通して更に高い立場たる総合A‘(ジンテーゼ)に移る。
この総合作用を「アウフヘーベン」(止揚)と言う。」

○戦争は個人の格闘の延長線にあり相互作用は極限化する。(絶対戦争)(テーゼ)

○戦争が絶対戦争であるには以下の前提条件が必要
・政治とは関連せず独立事象として勃発
・全ての戦力を集結して一度の決勝会戦で決着がつく
・戦争の結果が絶対的なものであり勝者は常に決定的な成果を得る

○ところが「現実の戦争」は明らかにそうせはない。(アンチテーゼ)
戦史(経験)を見よ。無数の反例で溢れている。
・戦争が前後の政治と無関係に単独で発生した事象は近代国家ではない
・一国が各種戦力を一度の決戦に結集するのは不可能。特に「地形」や「精神要素」
また同盟国の戦闘加入により戦争はさらに範囲の広いものになる
・戦争の結果は絶対的なものではない、多国間の外交により容易に覆される、逆効果の場合すらある

○「現実の戦争」において「絶対的戦争」は否定される

○「戦争は他の諸手段による政治の継続である」
(アウフへーベン)

ここまで頑張って読め。
557JTAC
垢版 |
2019/09/28(土) 10:50:20.35ID:jqE301+5
クラウゼヴィッツの戦争論はカント哲学の用語(感性、悟性、理性)やヘーゲル哲学の概念がバシバシ出てきます。
カントはともかく、ヘーゲルは概ね同時代人なので、この時代ヘーゲル哲学はまだ確立されていない。
当然、思想的な影響は受けていましょうが、逆もまたあり得る。
「戦争論」の成功が逆にヘーゲル哲学の発展を運命付けたと。
このへん孫子とタオイズム(道経教、循環する世界観)の関係と似てる。

あまり家柄が良くないクラウゼヴィッツが、宮廷に繋りのある美人妻をGETし、
皇太子への御進講という栄誉を良くしたのは、一つにはこの当時の「最新思想」を駆使できたからだと。
最新哲学思想を弄べると「女にモテる」という理解でよろしいか。
だから戦争論初版の著者はマリー夫人なのだ。
558JTAC
垢版 |
2019/09/29(日) 13:27:41.37ID:kyazaBlI
「政治目的の優越」が出たところで、クラウゼヴィッツは実際の戦史で観測できる「軍事行動の停止」について考察を加えます。

「停止」が起きる要因は二つ。
一つは「防御」が定性的に「攻撃」よりも強いこと。
もう一つは「敵情把握の不完全さ」により状況判断のループが発生することです。

政治という「政府の悟性」と「国民の激情」の間に相互の軍に起因する「蓋然性(賭けの要素)」が加わったことで例のやつが出てきます。

「戦争の三位一体」
第1は国民の激情
第2は軍の自由な精神による蓋然性
第3は政府による戦争の政治目的化
この「不即不離のシステム」によって戦争は戦われます。
この延長線上に戦争の主体である「重心(center of gravity,COG)」の考え方が現れる。

均質なエレメントが戦うわけではない。
ここからも「戦いの原則」なんかで戦争を要素還元できないことはよく分かるかと。
559JTAC
垢版 |
2019/09/29(日) 13:34:21.58ID:kyazaBlI
戦争を戦う主体が「システム」である以上、「戦いの原則」という因果律で動くことは無い。
「システム」の目的律で動きます。
よってクラウゼヴィッツが強調するのは素敵な「戦いの原則」ではなく、「目的」と「手段」の性質を知ることを強調しています。
560JTAC
垢版 |
2019/09/29(日) 16:35:52.64ID:DiO9oC0C
「軍事的天才」

ここまでの考察で、既に「戦争」なるものは「上位概念の政治」に振り回され、
かつ「敵味方の軍の自由意思という蓋然性」に左右され、
しかもやることなすこと「攻勢に対する防勢優位」のような逆説的な力が働く大変やっかいなものだとされる。

「敵の自由意志」を「戦場の霧(dog)」、「我の行動に働く逆説的な力」を「摩擦(furiction)」
現代米軍でもこの二つを"F2"と称して戦争の避けがたい「性質」と考えています。

このやっかいな戦争なるものをどう遂行していくのか?
その人の精神の力を「軍事的天才」と呼んでいます。
561JTAC
垢版 |
2019/09/29(日) 16:54:36.55ID:DiO9oC0C
「軍事的天才」とは個人の才能のことではありません。
摩擦に代表されるような軍事にまつわる困難を打破していく人々の精神の力の総和です。

「軍事的天才」とは、「ここで部隊を集結させて、側面に機動させ斜行陣形に移行させて敵の側背を・・・・」の類いの表層的なものではない。
いかなる苦境でも、戦争の「目的」と「手段」を繋ぐ「嵐の中の羅針盤のごとき精神の働き」を指します。

クラウゼヴィッツが解明しようとしてるのは、「戦いの原則」ではなく、それを遂行する「軍事的天才」の中身を分析しようとする。

そして、それは戦略、作戦術、戦術における状況判断や幕僚見積の手法、
小部隊の指揮手順等等として我々は巨大な恩恵を被っています。
そしてシステムとしては近代的な参謀本部制度、各軍の幕僚システム、陸軍大学他研究教育機関のあり方に「既に」反映されています。

何も奇をてらうものではない。
ただ、馬鹿な我々がルーツを忘却してるだけです。
562名無し三等兵
垢版 |
2019/09/30(月) 06:23:57.64ID:2aDhgQ2z
組織的に個人のターゲットを集団で取り囲んで、洗脳、マインドコントロールをするような活動をしているのは
どの様な連中なのかを知りたければ籠池さんの本を読むと判るだろうな
しかもマスコミもその組織的マインドコントロール活動に協力していることが判る


籠池佳茂? @YOSHISHIGEKAGO1
私は日本のリベラル・左翼の連中が声高に叫ぶ人権を信用できない。
なぜなら、私の父と母を隔離させ情報を遮断し洗脳を行うからである。これ程の人権侵害があるでしょうか?
人権侵害をやめない理由は、安倍政権を倒したいだけです。そんな事の為に人権侵害を続けるリベラル・左翼は許す事が出来ない!

籠池家を囲むこんな人たち
https://7net.omni7.jp/detail/1107027796
2019/09/30(月) 22:57:32.86ID:z16WizgZ
米議会が法案を可決、星条旗にすがる香港の悲壮 - 香港2019(4)

https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00071/092700004/

香港人権・民主主義法案。
米国議会通過しました。
ただし、日経新聞は何か他に言うことがあるんじゃないか?
土下座とか謝罪とか社長辞任とか。どんだけミスリードしてきたかと。
564JTAC
垢版 |
2019/10/01(火) 14:30:04.25ID:EcABoI6B
クラウゼヴィッツは「軍事的天才」の欠くべからざる二つの性質として、精神(理性、情念)の働きである「一瞥(クー・ディユ)」と「決断心(クラージュ・デスプリ)」を上げています。
(何故かフランス語、フランス人が名付けたと。ナポレオンから?)

「一瞥(クー・ディユ)」とは、狭義には「戦闘における時間や空間の判断」ですが、
ひいては「観察と熟慮の末に見える真理を的確に把握し得る能力」

「決断心(クラージュ・デスプリ)」とは、「リスクを取らざるを得ないことを理解し己の意志を確立して遅疑逡巡を克服する能力」

この概念、明らかに後世のOODAループ(観察、概念化、決心、実行)やOperational Process(可視化、描画、配分)と近似しています。

「軍事的天才」とは「回せ!回せ!OODAループ!」であると。
565JTAC
垢版 |
2019/10/01(火) 14:42:32.17ID:EcABoI6B
そう考えると、某所の

「一瞥克制機 万信必通達
千車悉快走 百発即百中
練武期必勝 陣頭誓報告」

ってのも古典兵学の素養がある人が作ったのがうかがえる。
(初代機甲本部長 吉田中将)
566JTAC
垢版 |
2019/10/01(火) 15:05:41.38ID:EcABoI6B
後のモルトケのいう「戦略(作戦)とは「臨機応変の体系」である」てのも、
当然、クラウゼヴィッツの「戦争の性質」とこれに果敢に挑んでいく「軍事的天才」の議論の延長線上にある。
567JTAC
垢版 |
2019/10/01(火) 15:25:28.68ID:EcABoI6B
戦争は、物質的要素、精神的要素が入り乱れ、敵の意志、摩擦に左右される大変複雑なものですが、けっして無秩序なものではない。
政治的な目的(戦略)と、軍事的な手段(戦術)を繋ぐ方法(作戦)の階層構造として「体系化」できる。
これらの「性質」を深く知ることで「霧」や「摩擦」が影響を及ぼそうと「臨機応変の体系」を「一瞥」し「機を制すること」に挑むことができる。
568JTAC
垢版 |
2019/10/01(火) 19:56:57.41ID:EcABoI6B
香港で警察がデモ隊に向けて実弾発射と報道、15人負傷・1人重体

https://article.auone.jp/detail/1/4/8/111_8_r_20191001_1569925963359508

撃たれたのは子供で亡くなったようですね。

戦略系なので「ろくでもない」ことを考えてしまいますが。
「天安門事件」のときのように「見て見ぬふり」はやめましょうぜ。
「戦略」的にもそこまでの「事勿主義」には合理的説明はできんでしょう。
日本の究極の「エンドステイト」って何なの?と。
569JTAC
垢版 |
2019/10/01(火) 19:58:07.53ID:EcABoI6B
https://portal.st-img.jp/detail/9c3eb9e0d05fb74f3f197ca5e455ebe4_1569925963_1.jpg

生々しいですね。
570JTAC
垢版 |
2019/10/01(火) 20:00:06.89ID:EcABoI6B
一国で駄目なら多国間のアライアンスでやれやと。
それが外交(≒国家戦略)でしょ。
571JTAC
垢版 |
2019/10/01(火) 20:08:01.54ID:EcABoI6B
依然として尖閣諸島にも大量の海上民兵が遊弋してて一触即発です。
香港情勢とのリンケージを図ってもいいんじゃないな?

色々な位相で「プロービング」しかけてきてますが、逆に言えば見境なし、ディシプリンに欠けた行為でもあります。
こいつら国際的に「孤立」させてしまいましょう。
572JTAC
垢版 |
2019/10/01(火) 21:08:25.18ID:EcABoI6B
当然、日本の手持ちの「手段」では軍事、外交、経済、情報のどれをとっても状況打開の決定打には到底なりません。
だが、政策・戦略次元での「目的」、目指すべき「状況(strategic end state)」は、確立してほしい。ここがブレると話にならん。

目的-方法-手段の中で、防勢を基本としつつも、アライアンス(同盟)を考慮した累積的な効果を目指した「方法」を講じていく選択肢もある。

こんな実応用がせまられる局面では「原則」的な思考はほんと役に立たない。
「臨機応変の体系」って言葉が魂に響きます。
一回性の事態でも創造的な方法論により敵の上を行くことを求められているのです。
573JTAC
垢版 |
2019/10/01(火) 21:20:34.10ID:EcABoI6B
「民主化」ってのは、東アジアでの日本の国家戦略の究極の「目的」でしょう。
そこは揺るがえない。

その中で急進的な共産党絶対主義の北京政府。
さらに、この反対勢力(上海閥、民青)のパラドックスを見ながらジワジワと経済面で多国間強調で「締め上げて」いくことでしょう。
経済重視のドイツあたりにも突きつけることです。
あんたんとこ、独裁政権に肩入れすんのけ?またナチを見てみぬふりですか?と。
(日本の経団連にも(;´д`))
2019/10/02(水) 10:29:50.29ID:uEUPUArE
>552
>付随した論稿がある。

皇太子殿下御進講録
が先に存在している。付随というのは御幣がある。

戦略研究学会編、川村康之編・解説 『戦略論大系2 クラウゼヴィッツ』(芙蓉書房出版、2001年)に収録

>557
>「戦争論」の成功が逆にヘーゲル哲学の発展を運命付けたと

これも時系列がおかしい
ヘーゲルとクラウゼヴィッツは同時代だが、戦争論が成功(有名)になったのはモルトケが原因。

戦争論の初版は在庫の山、当初は全く売れてません。
モルトケが成功したときに、戦争論を読んでいて高く評価していたという事で、一気に各国軍に伝搬。

戦争論が有名になった(つまり成功し人々が読み始めたのは)、既にヘーゲル哲学が確立された後の話


相変わらず誤読と間違った方向へ理解を進めますね…
575JTAC
垢版 |
2019/10/02(水) 12:54:05.66ID:hK6jM2Qa
>>574
>皇太子殿下御進講録

「分冊に入れた」と夫人が書いています。
元々、一般公開する性質のものではないでしょう。
576JTAC
垢版 |
2019/10/02(水) 13:04:10.79ID:hK6jM2Qa
>574
>>ヘーゲルとクラウゼヴィッツは同時代だが、戦争論が成功(有名)になったのはモルトケが原因

これはもうちょっと慎重に調べないかんなぁとは思いますが、初版本もかなりの反響があったのは附言に記載されてます。
全冊一気に出版されたわけでなく、分冊ごとに発刊されましたが、
各方面から問い合わせ殺到で次を早く出せという。
が、編集に協力してくれえる少佐が軍務に忙しくなかなか進まないと。
577JTAC
垢版 |
2019/10/02(水) 13:12:40.90ID:hK6jM2Qa
1832年に初版が出版され、1500部売れるのに20年かかりましたが、それでも着実に各界に影響を及ぼしています。

イギリスで出版されたのは1974年ですが、マルクス主義陣営では、エンゲルスが早くも1857年に入手し高く評価しています。
18世紀中期にヘーゲリアンに影響を与えたのは確実でしょう。
578JTAC
垢版 |
2019/10/02(水) 13:17:34.98ID:hK6jM2Qa
577
訂正 18世紀中期→19世紀中期
579JTAC
垢版 |
2019/10/02(水) 14:13:15.40ID:Il2yVOf9
577
訂正 1974年→1874年
580JTAC
垢版 |
2019/10/03(木) 12:13:33.93ID:5pY5l0pi
ヘーゲル左派(青年ヘーゲル派)のエンゲルスは軍事にも関心が高く、普奥戦争にも注目していた。
そして「オーストラリア帝国の勝利間違いなし!」と太鼓判を押してくれてたそうです。

読み込みが甘かったようですな。
581JTAC
垢版 |
2019/10/03(木) 12:16:08.72ID:5pY5l0pi
580
訂正
オーストラリア→オーストリア
582JTAC
垢版 |
2019/10/03(木) 12:32:56.57ID:5pY5l0pi
クラウゼヴィッツの戦争論は出版の関係で分冊に別れていて、第1部-第6部までが第1分冊と第2分冊、
第7部(草稿)と第8部(草稿及び皇太子殿下御進講(草稿)等諸論稿が第3分冊に納められています。
中公文庫版の翻訳者・清水多吉氏も諸論稿を未収録なのは気になってて、いずれ収録したい旨を巻末に示しています。

ところが、夫人の附言を素直に素直に読むと戦争論には「第4分冊」と「第5分冊」があることになってる。
第4分冊には「1796年戦役」が入っており、これが早期出版の要望が強く、
協力者のオ・エッツェル少佐の軍務多忙で第3分冊の編集が遅れていたため、第4分冊を先に出した。
さらに第5分冊は第3分冊と同時に出したいが、これも不可能だったので読者に陳謝したい、と。
583JTAC
垢版 |
2019/10/03(木) 12:50:07.93ID:5pY5l0pi
分かっている範囲でまとめると

○第1分冊・第2分冊
序文(夫人)、覚書、序言、第1部「戦争の性質」-第6部「防御」
○第3分冊
附言(夫人)、第7部「攻撃」、第8部「作戦計画」、諸論稿
○第4分冊
?(1796戦役含む)
○第5分冊


推測するに、第4分冊と第5分冊は、本文中でバシバシ引用している戦史集でしょう。
第4分冊は、オーストリア継承戦争史、七年戦争史、フランス革命戦争史(ナポレオンのイタリア遠征まで)。
第5分冊はマレンゴ以降ワーテルローまでのナポレオン戦史。
本文中でも第4分冊と第5分冊を意識した引用になっていると。その境界で戦争の様相が変化してる。
2019/10/03(木) 16:44:41.42ID:j4zhtL4m
クラウゼヴィッツの戦史は他にもあるし和訳も存在する。
下記は復刻されてるので入手は比較的ラク

「1812年ロシア戦役史」みたみ出版(昭和19) クラウゼヴィッツによるナポレオンロシア戦役戦史。シェリーフェンによるクラウゼヴィッツ解説も収録

復刻版の書名は「ナポレオンのモスクワ遠征」原書房(1982年)
ちなみに両方保有
(最初に旧版を手に入れてたが、復刻版で名前が変わってるのに気づかず復刻版が届いてから気づいた)


あとクラウゼヴィッツ研究を自認するなら下記も読んどいた方が良い。

クラウゼヴィッツ生誕200周年記念論文集「戦争なき自由とは-現代における政治と戦略の使命」クラウゼヴィッツ協会(昭和57年)


あと森鴎外と旧軍参謀本部が戦争論を翻訳した「大戦学理」も機会があったら読んどけ〜

あと、クラウゼヴィッツから繋がる共産主義者の軍事理論については
「マルクス主義軍事論」中村丈夫/鹿砦社(昭和44年)は必読
2019/10/03(木) 16:50:09.07ID:j4zhtL4m
あ、一番重要なの忘れてた

「現代戦略思想の系譜-マキャベリから核時代まで」ピーターバレット/ダイヤモンド社(1989年)は、少しくらい高くても入手して損はない。
マキャベリから現代までの用兵思想を大学教授が集まり記述(もちろんクラウゼヴィッツも扱っているが、その影響なども概観できる)
ほぼ学術書(なぜダイヤモンド社から出た?と思うほど)
定価1万2千円、厚さ5pの鈍器だ。
586名無し三等兵
垢版 |
2019/10/04(金) 21:13:59.48ID:BnUS9y34
【韓国兵務庁】「国外活動選手・フリーランス芸能人の兵役監視強化」 便法または不正により兵役を回避しないか監視する目的[10/4]


http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1570189113/
587名無し三等兵
垢版 |
2019/10/04(金) 21:29:08.98ID:mqHtSeR6
アメリカ第一主義
588名無し三等兵
垢版 |
2019/10/05(土) 01:28:51.31ID:9rbEJGdz
国家安全保障政策とは
国家の独立と繁栄を維持するために、主に軍事的な脅威などから国家を守る政策。国家は多様な価値観を包含しており政策は必ずしも他の政策・党派と整合するものではない。
589名無し三等兵
垢版 |
2019/10/05(土) 19:19:15.49ID:eK8mpu1l
籠池佳茂@YOSHISHIGEKAGO1
私は日本のリベラル・左翼の連中が声高に叫ぶ人権を信用できない。
なぜなら、私の父と母を隔離させ情報を遮断し洗脳を行うからである。これ程の人権侵害があるでしょうか?
人権侵害をやめない理由は、安倍政権を倒したいだけです。そんな事の為に人権侵害を続けるリベラル・左翼は許す事が出来ない!

MKウルトラ計画
ja.wikipedia.org/wiki/MK%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E8%A8%88%E7%94%BB
MKウルトラ計画(Project MK-ULTRA、MKウルトラ作戦とも)とは、アメリカ中央情報局(CIA)科学技術本部が
タビストック人間関係研究所と極秘裏に実施していた洗脳実験のコードネーム。
MKは、被害者の名前にちなむ。米加両国の国民を被験者として、1950年代初頭から少なくとも1960年代末まで行われていたとされる。

籠池家を囲むこんな人たち
https://7net.omni7.jp/detail/1107027796
籠池泰典の実の息子が森友問題に終止符を打つ!
愛国者の両親をとことん利用する反安倍派の人々。
「ぼくが助けてあげますよ」と甘い言葉で近寄った菅野完や山本太郎をはじめ、あんな人も、こんな人も籠池家に群がった

韓国国情院(旧KCIA)がLINE傍受
https://facta.co.jp/article/201407039.html
仮想空間はとうに戦場。国家の「傭兵ハッカー」たちが盗み、奪い、妨害し、破壊する無法地帯で、日本も巻き込まれた。

集団ストーカーの基礎知識
https://w.atwiki.jp/denjihahanzai/pages/144.html
監視犯罪とは、集団ストーカーやテクノロジー犯罪などの被害の総称です。
集団的人権侵害と呼ぶべき、嫌がらせ行為、社会的ないじめ、ハラスメント行為などによる犯罪行為です。
その行為には、迷惑行為禁止条例やストーカー禁止条例などの法令によって禁止されている犯罪行為が、多く含まれています。
2019/10/06(日) 13:58:33.78ID:BnpkgZXV
現代戦略思想の系譜とナポレオンのモスクワ遠征を借りるついでに
マルクス主義軍事論入門を発見して斜め読みしたけど

戦後の日本や西側で最初に作戦術であったり訓令戦術の概念を理解したのはこの手合い?
ネットもないような80年代初頭でこのレベルのものができることに震えたよ
2019/10/07(月) 10:31:56.17ID:Y/zarxAM
>590
この手合いは下手すると戦前からの活動家だったりする。
集会や講演で若手から「どうすれば米帝や傀儡を撃破できるのか?」という戦術次元、下手すると戦技レベルの質問しかされないので
「おまえら、もっと勉強しる。それだけでは我々は勝てない」と教える為に、これら軍事理論の書籍を書いていました。

>ネットもないような80年代初頭でこのレベルのものができることに震えたよ

小山弘健の「軍事思想の研究」(新泉社)などは戦前発行の「近代兵学」に冷戦期の考察を追加したものだし、著者は戦前からの活動家。
80年代で驚いていてはいけない。

ソ連/ロシアでは
・赤色革命
・スターリン粛清〜WW2初期の壊滅
・ソ連崩壊
で3回も軍隊がリセットされており、その度に1から軍事を見直して組織的再構築する機会がありました。
その度に、理論に基づき時代に最適化できていたので、今、西側は振り回されている訳です。

西側は軍事力そのものでは勝っていますが、理論面ではあいかわらず数十年は遅れている。
(軍事力と技術力で優っているので、そこを優位に活用しようとするから、米軍はすぐに軍事技術に頼ろうとする)
(それ自体は、ある意味正しい選択ではあるが、西側だけ見て軍事の本質や用兵思想を探究することは、ソ連/ロシアの後背を常に仰ぐことになる)
(しばらく前まではまるでROADの型機械化師団に見られるように中国はエアランドバトルを意識した米式に傾倒していましたが、最近は合同大隊にみられるようにロシア式に再び舵をきったと思われるような兆候もあるそうです。)
(つまり中国からも米式は理論的に遅れていると判断された可能性あり)

米軍から教われるのは技術力だけかもしれないという事です。
(米陸軍は本来の意味での訓令戦術の受容に失敗したともいわれ始めていますし…)
2019/10/09(水) 10:13:41.98ID:WdDdm5rh
「戦略論大系〈別巻〉戦略・戦術用語事典」片岡徹也/福川秀樹他/戦略研究学会(芙蓉書房)
をつらつら眺めてたら、の機動の項目にどうも本来の語源というか、大本の訳語と思われる単語がありました。

「兵語の解」この本は明治〜昭和まで、いろいろ出ているので、それらからの説明を上記では紹介してkれています。、

そして大正期のものに

「機略的運動」とありました。この略語が機動なのかも…

当時、「機械化装甲」も「機甲」と略されており、同様の略法で「機略的運動」の頭と最後の1文字を繋げると・・・・
2019/10/09(水) 10:54:54.69ID:WdDdm5rh
グランツの作戦術解説本と、それをネタ本としていると思われる下記論文において

「作戦術の歴史」
http://milterm.com/archives/170

ソビエト理論家は、陣地戦の膠着状態を解消し、戦場における運動性(mobility)と機動性(maneuver)を回復しようと求めた。

とあります。どうもソ連は運動と機動をきちんと分けて認識し使用しているようですが、その区別について先日入手した
「1938年 ソ軍歩兵戦闘教令 1940年ソ軍歩兵戦闘教令草案」帝国在郷軍人會本部
では現在の西側教範では機動(Manuver)とされる行動であるところの「包囲」「迂回」などと言ったものが機動ではなく【運動】とされています。

どうもソ連式では、この程度の戦術的なものは機動ではなく運動の範疇の模様…
OMGに連なる、先遣浸透部隊についても、60年代までは「Mobile Group」すなわち運動グループとしており、
70年代では一部部隊が「Exploitation」(搾取/利用、意訳するなら戦果拡張か?)として任務指定、
そしてようやく80年代になり「Operational Manuver Group」作戦機動部隊となる訳です。

この流れから見るに、どうもソ連式理解によると、機動とは作戦次元における機略や計略的なものが含まれて初めて機動(Manuver)になる訳で、
戦術次元において我々が普段、機動と考えているものは運動(Mobil)に過ぎないということかもしれない訳です。

運動と機動

我々は機動を正しく理解してきたのだろうか。
いつの間にか戦術的運動と機略的運動を混同して、まとめて機動と言っていないだろうか。
594JTAC
垢版 |
2019/10/11(金) 22:29:04.73ID:dx77l7GT
>>584
>あとクラウゼヴィッツ研究を自認するなら

そんな恐ろしいものは自認しない。
ただ、我々が手にしているクラウゼヴィッツの資料はまだまだ少ないということです。

1857年版"Vom Kriege"
ナポレオンの1796年イタリア遠征の作戦図
(クラウゼヴィッツ作成)

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/ca/Clausewitz-Vom-Kriege-9061.tif/lossy-page1-350px-Clausewitz-Vom-Kriege-9061.tif.jpg
595JTAC
垢版 |
2019/10/11(金) 22:47:59.05ID:dx77l7GT
wiki英語版"On War"で紹介してるアザー・ガットの評、

"general message" of the book was that "the conduct of war could not be reduced to universal principles."
以下の域に我々はまだ達しているとは言いがたい。
読んでないか、見落としが無数にあります。

https://en.m.wikipedia.org/wiki/On_War

Vom Krigeの原文に加え、名訳と名高いマイケル・ハワード/ピーター・バレットのOn Warを読む。
さらに、アザー・ガットの A History of Military Thought: From the Enlightenment to the Cold Warを読まねばならん。

それにつけても金の欲しさよ。(そして時間も。)
2019/10/11(金) 23:08:11.10ID:TpS/P3s6
>>593
>「Mobile Group」すなわち運動グループとしており、
70年代では一部部隊が「Exploitation」

グランツ本の記憶では、トハチェフスキーの頃が初見だったような。

いずれにせよグランツの「英訳」でロシア人の元のニュアンスまでは速断できんな。
597JTAC
垢版 |
2019/10/11(金) 23:20:00.57ID:TpS/P3s6
>>591
>3回も軍隊がリセットされており、その度に1から軍事を見直して組織的再構築する機会がありました。

意義ありw
多少、ソ連に感情移入した見方でも「機会」って。

もう一回「リセット」したら国ごと壊滅しますね。国力的に今の国境を維持できるギリギリのところにきてる。
だから「危な」くもある。
598JTAC
垢版 |
2019/10/11(金) 23:43:19.35ID:TpS/P3s6
クラゼヴィッツの戦争論でも「機動」については矛盾に溢れてる。

後ろの(未完成な)「作戦計画」では、将来の対フランス戦では、オーストラリアとの同盟の上、
外線作戦にて機動を主体に追い詰めていくイメージです。
そして、当時では一大苦行の「行軍リスク」は、戦役通して「50%」くらいの非戦闘損耗は「付帯的損害」である、みたいな酷薄なことを書いている。
これはフリードリヒ戦史、ナポレオン戦史の観察結果でしょう。

一方では、見直しが入りつつあった「戦闘」付近では行軍の悲惨さを縷々説明している。
だから、機動的な作戦、奇襲、策略よりも「主戦」重視なわけです。
当時は「機動」の効果はナポレオンやフリードリヒが証明したが、徒歩の行軍で「機動」するのは悲惨だった。

この矛盾は、モルトケの代の「鉄道」、ゼークト/マンシュタインの代で「機械化部隊」「空軍」というアウフフェーベンで部分的解決を見る。
(完全解決したのは"奴ら")

隷下部隊に気楽に「機動」を命ずることができるようになったのはわりと最近です。
トハチェフスキーのころは、まだまだ馬匹が多いでしょう。
599JTAC
垢版 |
2019/10/13(日) 15:35:28.75ID:qMwBUua2
建国直後のソ連の教義で大きいのは、civil warでは方面軍隷下の「軍」が横ならびだったのに
対し、
スヴェーチンが作戦術を提唱する前後くらいから「奇襲軍(ショックアーミー)」という存在が浮上してくることです。
こいつらが、tacticalなzoneをこじ開け100km単位での前進を可能にする。
となると、次の段階としてoperationalなrear areaを潰しにいくmobile groupが欲しくなる。

ところが、この教義の前提には「専門的な軍人」「熟練した下士官」「常備軍的性格の奇襲軍・機動グループ」が必要になってくる。
さらに、徒歩や馬匹では明らかに限界で、機械化を進めるしかない。
これって、労働者の平等を謳うマルクス・レーニン主義にとってどうなの?
と、大論争になる。

トハチェフスキー派は一瞬、眩いばかりの作戦術のルネッサンスを達成しますが、究極的には負けます。
そして気の毒なくらい「作戦術・専門的な職業軍派」は根こそぎ殺されます。

流刑になった連中も、看守にいびられながらペンチで奥歯を引き抜かれ、処刑を待つ毎日だったりします。

突然、待遇が替わって前線に引き戻されるのはナチスドイツの侵攻が開始されてからです。
600JTAC
垢版 |
2019/10/13(日) 15:48:06.14ID:qMwBUua2
帝政ロシアの貴族文化を継承するトハチェフスキー世代(第1期)から、
帝政時代は下っ端で軍事技術のみのロコソフスキー・バツーチン世代(第2期)に世代交代しますが、
やはり全体としての教義を支える一般教養の低下は否めない。
「粛清」でどうしようもなく失ってしまったものもあります。

これは軍事だけでなく、ソ連社会全体の問題で、科学技術や文化面では帝政時代の
遺産を食い潰しながら徐々に衰退していき最後は滅びると。
601JTAC
垢版 |
2019/10/13(日) 18:07:00.95ID:qMwBUua2
「ソ連の軍人はいかに作戦術の概念を作り上げ、それを発展させてきたのか」
(「軍事学を学ぶ」より)

〇スヴェーチン(作戦術の着想)→1938年処刑

〇ヴァルフォロミフ(縦深戦闘(deep battle)構想)→1938年獄死

〇トリアンダフィーロフ(縦深戦闘の具体化)→1931年飛行機事故死

〇トゥハチェフスキー(1936年野外教令、機械化歩兵部隊、機甲部隊、航空部隊導入)→1938年処刑

〇イザーソン(航空戦力・海上戦力も包括した統合運用理論)→1941年逮捕、以降14年間投獄の後名誉回復

彼らの研究成果は1980年代まで黙殺。
602JTAC
垢版 |
2019/10/14(月) 07:51:05.49ID:TML2V70S
ただ、国家戦略全体で見ると、スヴェーチンら「作戦術・縦深作戦理論」派は、
国家戦略としてはトロツキーの全世界・永久革命理論に属していた。

粛清を遂行した方の同志スターリンの一国社会主義論の方がまだしも現実的で、
トハチェフスキー派の壊滅はソ連戦略史上の必然だったとも言える。
603JTAC
垢版 |
2019/10/14(月) 23:18:47.95ID:R+EojLOt
ソ連の縦深作戦理論派の悲劇に、やや我が国の現状を見ます。
「強すぎる政治、弱すぎる軍」

当然、戦略を最終的に決するのは政治です。
だが、そのプロセスは政治の原則を一方的に押しつけるものか?
戦争の目的は政治ですが、一方ではどうしようもない蓋然性があるのも戦争の性質です。
Civil-military間で慎重な認識共有とコンセンサス形成を図るべきでしょう。

イージス・アショア。どうすんだ?あれ?
馬鹿がグーグルで立地を決めたそうですね。
しかも秋田県との教義の場に出てきたシビリアン様が会議の場でシエスタを堪能されてたようで。
新聞報道によると。
604JTAC
垢版 |
2019/10/14(月) 23:30:50.52ID:R+EojLOt
グランツ本のソ連軍のoperational formationの変遷を見ると笑えます。
1936年教令の複雑な作戦概念は、1941年には綺麗に消滅し、清清しい程の横一列になります。
縦深地域にいるのは航空軍くらいですね。これは目立つし爆撃しやすいw

それが1942年、1943年と変遷していくと縦深地域の部隊が増えていき、1943年になると目が痛いほどの迷宮になる。

くどいですが決定権があるのはシビリアン(同志・政治将校殿!)でしょう。
ただ、この手の愚行で国が危うくなるのを看過するのも軍人の給料の一部でしょうか?
605JTAC
垢版 |
2019/10/17(木) 12:42:08.56ID:HafcS+w6
米議会下院 香港での人権尊重と民主主義確立支援の法案可決

https://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye3805646.htm

これが日本のポジションであって欲しいんですがね。
錦旗を揚げよ。
606JTAC
垢版 |
2019/10/17(木) 13:21:31.19ID:HafcS+w6
イデオロギー的な重心として、2000年代までのいい加減な体制(江沢民(上海閥)・李鵬(太子党)・朱容基(共青))では、
香港問題はそこまでセンシティブな問題では無かったはずだ。

ところが今の体制(習近平(太子党独裁))では共産主義のイデオロギーを政権の意志遂行のcenter of glavityにせざるを得なくなった。
それで香港の自治を許容できなくなったと。
変わったのは支那自身かと。

CG 支那共産党への政治的求心力
CC 党の軍隊・武装警察
CR 共産主義のイデオロギー
CV 国内・隣国における異質なイデオロギー(議会制民主主義)による民心動揺←アタック!
607JTAC
垢版 |
2019/10/17(木) 20:32:38.41ID:t78UhHVq
サミュエル・ハンチントンが、確か「支那は一見、大陸国家に見えるが、本質は島嶼国に近い」と書いていました。

ユーラシアの東端に位置しますが、東と南は海、北は砂漠と荒野、西はヒマラヤ山脈に遮られ地理的に隔絶してると。
608JTAC
垢版 |
2019/10/17(木) 20:59:59.29ID:t78UhHVq
戦史的に見ても、支那から外部、外部から支那への侵攻は少数精鋭の遠征軍で
兵站(もしくは現地調達)も含めたコンパクトな戦力パッケージを形成します。

支那側からの成功例は、漢の衛青、霍去病、魏の司馬懿、母丘倹、唐の李靖(李衛公)、明の鄭和。
いずれもコンパクトな遠征軍を編成しています。

逆に異民族の支那への侵攻も案外少数で、モンゴル帝国でさえも総兵力で10万。
遠征軍が3万を越えることはほぼなかったとされています。
609JTAC
垢版 |
2019/10/17(木) 21:14:42.98ID:t78UhHVq
島嶼国である支那は、異質な文明である同じく島嶼国の日本(ハンチントンは日本を独自の文明と捉えていた)と「文明の衝突」を起こし、
ハンチントンの推測では、勢力的に劣る日本(文明)の運命にあまり肯定的ではなかった。
不愉快ですが。

しかし、まさか支那が日本をすっ飛ばして直接、アメリカの覇権に挑戦してくるとはw
これにはハンチントンもびっくりでしょう。

よくよく考えると、支那が擬似島嶼国として発展と覇権を追究するなら、アメリカのシステムを乗っ取るしかない。
アメリカがイギリスのを奪ったように。
理にかなっていると言えばかなっている。
遅まきながら、アメリカ(少なくとも外交・情報・軍事コミュニティ、たぶん経済コミュニティ)もやっと支那の釘バット自分を狙っているのに気づいた。
(トランプとトランプ支持者は微妙。)
610JTAC
垢版 |
2019/10/17(木) 23:04:29.16ID:gjyqoxF1
ゲームチェンジを提案します。
経団連の「お友達」の支那工場よりも域内全体との「自由・民主主義」勢力とのアライアンス強化を提案します。
一応、某与党の党名は「自由民主党」でしたよね?

「支那の巨大市場」と言いますが、所詮は閉鎖された擬似島嶼市場。
一定のパイを食い潰しているだけで、先方はその気になれば小指で「経団連のお友達」の工場も接収できます。
習近平に公正を期待できるもんかw

域内の自由・民主主義勢力とのアライアンスに新たな経済の広がりを見る。
今は小さくとも、真のイノベーションが成されるなら擬似島嶼の支那市場など問題ではありません。

錦旗(自由・民主主義)を掲げよ。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
5ちゃんねるの広告が気に入らない場合は、こちらをクリックしてください。

ニューススポーツなんでも実況