>>733
対英主力艦2のデンマーク沖にしても対レナウン戦の独巡戦2にしても気になるのが、えらい呑気に構えてて相手にとっとと先に発砲を許してるのね。

まあ、独巡戦2は大口径砲を積むにはいささか不適当なサイズの寸法船体に波を盛大に被るのが持病の企画ミスな産物なもんだから、前部の砲が漏電こいててむしろ撃ち合いは次回にしませんかのザマだったんですが。

しかしながらそもそもビスマルク級をはじめとする一連の独戦艦は、より迅速に測的測距を行い、より迅速に射撃準備を整えて、より正確な射撃を見舞い、より迅速に次回の射撃に備える事を前提とした管制と射撃システムの為のフネ
な訳でして。

してみると、とっとと撃ち始めてこそそのメリットを最大に活かせるようなフネを造って乗組にもしかるべき練度を期待しておきながら、当の上層部がみすみすその好機を逸してまで射撃を躊躇してるようなボンクラでは、せっかくの
エンジニアリングも訓練も税金も全て水のアワだぞと。

POWからの被弾については、欠陥メカにムチ打って命中諸元にたどり着いた英戦艦の砲術長とそれに応えた英乗組の努力、のうのうと待避か応戦かの二択に躊躇した独司令の失策、この二つの要因の結果でしょう。

ただちに応戦していれば、ビスマルクは被弾を回避出来たかもと思ってます。
史実では、ようやく命中弾を与えた直後に自身も被弾したPOWは、一旦退避を余儀なくされて以降、砲撃で優位に立てずにいますので。

ソードフィッシュからの被雷については、万が一の艦尾への打撃がどのような結果をもたらすのか、その可能性に対しての認識が甘かったかと。
もっとも、5月の20時という時刻の高緯度海域がどのような視界で、布ヒコーキからはジャンジャン撃ってる戦艦が見えても、その戦艦からは後ろでヘロヘロ飛んでる布ヒコーキが果たしてちゃんと見えてたのかってのもありますが。