https://blogs.yahoo.co.jp/nwatanabe1228/15406447.html
(抜粋)
――昔読んだ英語の参考書の例文で「フリーダムとリバティは違う」とかいう英文があって
「自由と放縦は違う」と訳されていたけれど、リバティをわがまま勝手のようなニュアンスで説明してあった。
これは訳している人がわかってないんじゃないかな。

 フリーダムの場合はある村共同体の規制の中に入るということです。そうするとその村共同体にいる間は
保護と保証が受けられるわけです。その共同体の中で身の安全が保証されて安気に暮らせる、
そういう自由ということです。このときの自由ということは、規制に入ることが、前提になった上での自由なんです。

 何割かはフォーゲルフライになるんです。フォーゲルフライになったからといって飢えて死ぬ訳にいかない。
それで、そういう連中はどこへ行くかというと、森へ行くんです。森って言うのは、後期の中世はそんなんじゃないけど、
初期の中世の村落は20km2位の広さです。4km ×5km ね。1里四方位。その中に多くて300人位の集落が
ポツンとかたまってる。戸数にして30戸くらい。

 そこに三圃制の農場ができているんです。だけど村のはずれの森はまだ原始状態です。
それでフォーゲルフライになった奴は森へいくわけです。だから森の中にはフォーゲルフライがいっぱいいるんです。
フォーゲルフライの共同体ができるわけです。そいつらが何たるかというと、出てきて村を襲うわけです。これが狼男なんです。
狼男は月がでると狼になるんです。村の人達もよく知っていて「月夜になると狼男が来るよ」って狼男の食事を出しとくんです。
そして扉を閉めておく。
 そうするとフォーゲルフライの狼男たちがやってきて、お酒もおいてあるでしょうから賑やかにやって、また森へ戻っていくんです。(笑い)
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なるほど・・・ドイツの「狼男」伝説ってそういう流れだったのか。