メディアがHuaweiについて語ってる事について思ったことをダラダラと。
以下のようなのは無視していいのではないだろうか。

1.Huaweiがスパイを働いていたという証拠がないのに排除するのは不当だ。だからHuaweiを排除するな。
怪しい挙動をしていたのは確かであり、通信経路という性質上そういったリスクを野放しにするわけにはいかない。
ぶっちゃけると国家防衛の一端で不当とかそういった建前より優先順位が遥かに上。
2.Huaweiは米国への依存が低いので排除しても意味がない。だからHuaweiを排除するな。
そうなのだとしたら米国のHuaweiへの依存も低いので、スパイリスクからしても排除しない理由がない。
3.Huaweiに米国側の技術を使わせないことで独自技術の開発を促しより強くなってしまう。だからHuaweiを排除するな。
問題は米国側技術にタダ乗りし(国の補助を受けるなどして)市場を食い荒らされていることで、
Huaweiが自分の力で独自に米国側以上の技術を獲得するのならそれはしょうがない事だろう。
実際にそんなことが出来るかはノーコメント。
4.Huaweiの排除によって米国は国際的な信頼を失い没落する。だからHuaweiを排除するな。
米国が中心なのは信頼されているからでは無くて圧倒的な巨大市場ゆえだろう。
米国が信頼できないから米国市場を諦めるという企業はそうはない。
大体、信頼を得ていないとすぐ没落するというのなら中国なぞどうなるのか。

これに付随するのとして、日本もいつ米国に裏切られるのか分からないのだから距離をとるべきだとか、
中国か欧州と共同で米国に対抗するべきだなどというものもあった。
リスク管理として依存しすぎない状態を作るのは大切だが、なぜわざわざ自分からリスクを取りに行く必要があるのか。