>>688
装備庁航空装備研究所の前身の海軍航空技術廠

「実用機よりも研究機や試験機などの製作に重点を置くべきだったにもかかわらず、
 実際には実用機の設計・生産も多数手がけた。
 空技廠が手がけた機体は、技術的に斬新なものが多かったが、
 それゆえにトラブルも多く運用の現場に負担を強いたことも事実である。
 また、生産効率をほとんど度外視した機体も多かった。
 例を挙げれば当時液冷エンジンの扱いのノウハウがほとんどなかった日本海軍において、
 液冷エンジン搭載の彗星は整備の面で大きな問題を抱えていた(後期には空冷に換装した三三型に移行している)。
 また銀河についても実験機としての設計を色濃く残していたため生産効率が悪く、
 生産を請け負っていた中島飛行機が手直しを独自に行っていた。」

彗星、銀河の他に震電、橘花
開発はメーカ主体にすべきだと思うんだよね