Zen2の電力効率とモバイルAPUについて超雑に考えてみる。
AMD Ryzen 9-3950X 16C/32T 3.5/4.7GHz L2-512KB*16 L3-32MB*2 105W $749 9月
AMD Ryzen 7-2700X 8C/16T 3.7/4.3GHz L2-512KB*8 L3-16MB 105W
I/Oダイ(cIOD)が分離されていてその分電力食う等は潔く無視すると、クロックこそ違うがざっと電力効率で2倍となる。

モバイルAPUはcIODもGPUも1ダイに統合されTDP枠は従来と同じだろう。
AMD Ryzen 7-3700U 4C/8T 2.3/4.0GHz L2-512KB*4 L3-4MB iGPU-1.8TFLOPS PCIe3.0 15W(cTDP12~35W)
iGPUにどれだけ電力振り分けるかによるが8Cは楽に行けそうで、4Cのままならクロックを大きく向上出来る。
IceLakeが4Cだしダイ面積削減を考えると後者の方がメリット大きいだろうか。
iGPUは2chDDR4だとメモリがボトルネックになるので、DDR5が無理ならあまり高性能にする必要は無い。
PCIe4.0も電力食うし正直いらないのだがIce Lakeが対応するので入れてくるだろう。

無茶は承知で大胆に予想してみた。
AMD Ryzen 7-4700U 4C/8T 2.4/4.3GHz L2-512KB*4 L3-8MB iGPU-1.8TFLOPS PCIe4.0 15W(cTDP12~35W)
Intel IceLake-U 4C/8T ?/4.1GHz L2-512KB*4 L3-8MB iGPU-1.1TFLOPS PCIe4.0 15W(cTDP12~25W) + Thunderbolt3
クロック向上の見積もりはかなり低めでもう少し上がるだろう。
iGPUはNaviになることで同FLOPSでも1.25倍程度の性能になる。
デスクトップは10nmが来ないので面白くないけど、モバイルの方はなかなか面白い競争になりそうだ。