石垣島に最大級巡視船配備へ 海上保安庁、尖閣対応強化
産経 2019.6.13 19:44|社会|事件・疑惑

尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海警備をめぐり、海上保安庁が最前線の拠点となる石垣島(同市)に最大級の新型巡視船を
配備する方針を固めたことが13日、政府関係者への取材で分かった。
中国側は公船の大型化や武装化を進め、尖閣周辺海域での連続確認日数は同日で63日と過去最長を更新。
海保は有事対応の体制強化に向け、同海域を担当し、石垣島を管轄する第11管区海上保安本部(那覇)に最大巡視船を初配備
することとした。

新型船は、海保最大級のヘリコプター搭載型巡視船(PLH)。
総トン数約6500トン、全長約150メートルで令和3年度の配備を目指している。
海保は現在、尖閣周辺で専従の大型巡視船12隻を中心に対応。
新たなPLHは専従体制の枠組みに含めないが、実質的に尖閣領海警備の現場指揮船として運用する見通しだ。

石垣島は尖閣諸島まで約170キロの最前線拠点で、海保は既に配備計画を地元に通知。
石垣市などは今年、石垣港に岸壁延長180メートルの海保専用埠頭や関連施設を整備する港湾計画の変更方針を決定した。(後略)
https://www.sankei.com/affairs/news/190613/afr1906130060-n1.html

6500トン級と言えば長らく海保総旗艦であった「しきしま」と同等ですな。
それを実質的な尖閣方面専従に充てるのだから、この海域の重要性は増すばかりです。