世界は漫画を通して日本を見ているのか
BBC 6/15(土) 11:52 クリスティン・ロー
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190615-48618569-bbc-int

>ロンドンの大英博物館では現在、日本国外では最大の漫画展が開催されている。
>物語を絵で見せるこのアート様式がなぜ世界中で人気を集めているのか、なぜ文化のクロスオーバーを起こしているのか、
>そして世界中でどのような影響を与えているのかを見ることができる。

> 多くの場合、世界の人が初めて触れる日本文化は漫画やアニメだ。

以後かなりの長文になるけど、その視点は無かったと感心したのはこの部分。

>フランスでは今も昔も、漫画は外国につながる手段だったし、アルジェリアではフランス文化に代わるものとしての役割を果たしている。
>だとするなら、「美少女戦士セーラームーン」が大ヒットしたロシアでは、漫画はアメリカ的価値観への対抗手段になっているといえる。

>ロシアでは旧ソ連に漫画が広まり、共産主義の抑圧からも過剰な資本主義からも逃げたいと思っていた若い知識人たちの心の
>拠り所になった。  ロシアの若者にとって漫画は、「守られたニッチ市場」としてのオタク・サブカルチャーの重要な一部分となった。

つまり日本の漫画・アニメ・ゲームを筆頭とする日本サブカルチャーは、旧ソ連の抑圧的な共産主義や米国ハリウッド映画のそれとも
違う第三極たり得ているという。