現代のイスラム教って、キリスト教で例えるならローマ法王が各地に何人も乱立してるような状況だからなー

キリスト教の場合、古代ローマがミラノ勅令によってこれを(事実上の)国教化し、やがてローマの版図が拡大すると共にキリスト教も拡散したし、
ローマ皇帝もニカイア公会議などを開いて、教義の整理統合、加筆修正をしていった
そんなわけでキリスト教徒はみんな仲間意識があるんだわな
勿論、プロテスタントとカトリックの対立のようにいくつかの宗教戦争はあったけど、それらは宗教はあくまで旗印に過ぎず、実態はただの農民一揆だったり領土戦争だったりする場合が多い

一方でイスラム教は、そういう努力は一切せず、古代同然の形態のまま現代まで来ちゃった
イスラム教にはルターがいなかったのが痛い