つまりこれが理想?

専業主婦という選択肢はない マイルドヤンキー女性の子育て
2015年4月12日 15時50分
https://news.livedoor.com/article/detail/9997594/

 Xさんが日常を共にする友人グループもまた、ほとんどが数年内の結婚と出産を計画しているという。現在婚約中の彼氏がいる
というYさんもそのうちのひとりだ。

「やっぱり目標は、最低でも四捨五入して20歳のうちに第1子を生むこと。地元同士で結婚するってなると、それなりにいい男の
奪い合いとか、早い者勝ちって感じもあるんだけど、最大の理由は『生み遅れると不安』だから。子供産んでも働くこと考えると、
自分も親も若くて元気なうちがいいのは当然として、同世代の友達と一緒に協力して子育てができることが大事です。ひとりで
仕事しながら子育てなんて、絶対無理だから……」

 ここでひとつ、彼女らには徹底したコンセプトがあることがわかった。友人グループの誰もが、「結婚・出産しても専業主婦という
選択肢はない」ということだ。前出のXさんは21歳で結婚し、同年第1子を出産したが、子育ては親兄弟や友達と協力しつつ、
ほぼ産休を取ることなく仕事に復帰した。

「結婚と出産で元々の友達(未婚組)と一緒にいる時間は減ったけど、近いグループには少し年上も含めて既婚出産組のママ
さん系グループがあるんですが、みんな働いてますね。実はうち、ベビーベッドもベビーカーもチャイルドシートも姉か友人の
お古です。紙おむつですら姉のとこの余り物。ほんと助かってますけど、仲間内で結婚とか出産決まってる子からは『次はうちに
来るんだからキレイに使いなよね』とか言われてます。予約済みっていう。西松屋(ベビー用品専門店)には申し訳ない気持ちで
一杯です(笑)」(Xさん)

 とにかく周りに同世代のママ組がいれば「お金がかからない」と強調するXさん。飲みの集まりがある時も、友達の家で宅飲みで
子供も連れて行く。ママの誰かがひとり酒飲まないで面倒を見て、最後に全員を車で送ってもらうのだ。「まさにこれが“ベビーカー”
ですよね」と笑う。