三層防空のためにESSMというのは理解はできるが海自の傾向的には選択しない気がする
これは三層防空を諦めるというのではなく、RAMを2層目にして3層目にレーザ/レールガン(初期はファランクス)を持ってくるという話

従来、レーダ水平線以遠の迎撃を艦隊防空としてDDGが担ってきたが、これをFFM/DDX搭載のA-SAMが担当する
個艦防空はシースキマー対処を考えるとレーダ水平線内にならざるを得ず、ここにRAM2を充てる
近接のハードキルは5インチ砲+海自の傾向から実体弾の20mmCIWSか将来的にレールガン辺りかという考え

ESSMが持て囃されたのはその名の通りシースパロー搭載艦の能力を拡張して母機対処能力を付与出来る点なので、
より遠方で対処できるA-SAMがあるならその射程は襷に長しということになる
それならESSMの分もA-SAMに当てて艦隊としての防空リソースに振るのではないかと