>>789
冷戦構造が日本の発展に寄与した面はありますが、米国が日本が豊かになるよう援助したわけではありません。
それは戦後の荒廃した貧しい時代の話。
日本の自衛隊の戦力を抑えることで結果的に日本の防衛費負担を軽減し民需に投下する資本が増加したこと、
自由主義国間の貿易に参加できたことが大きい。


当時はソ連の脅威から日本を守るという他に、日本に独自軍備を許せばいずれ米国のコントロールを外れてしまうのではないか?
また中国など近隣諸国にとって日本が再度脅威になるのではないか?
だから防衛力を制限しつつ米軍が駐留して防衛の一端を担うという「瓶の蓋」論というものが現実にあった時代なんです。