韓国企業がイラン、シリアへ不正輸出 大量破壊兵器関連物資 国際管理に抵触
ttps://www.sankei.com/world/news/190711/wor1907110002-n1.html

北朝鮮との友好関係にある国々への主な不正輸出では、化学兵器原料に転用できる「ジイソプロピルアミン」がパキスタンに、
サリン原料の「フッ化ナトリウム」がイランに、生物兵器製造に転用可能な「生物安全キャビネット」がシリアに、致死性ガス原料の
「シアン化ナトリウム」が赤道ギニアに−といった事例が明記されている。

パキスタンやイラン、シリアに生物化学兵器関連物資を不正に輸出する行為は国際的な貿易管理の枠組みである
「オーストラリア・グループ」に触れ、加盟各国が不正流通を強く警戒している。
また、日本政府による規制の対象となった「フッ化水素(酸)」もアラブ首長国連邦に密輸されていた。
韓国政府は不正輸出について刑事事件の対象となったかどうかや個別の企業名を公表しない姿勢を取っている。
不正輸出が後を絶たない背景には、韓国の罰則や処分の運用が甘く、抑止効果を発揮できないことがあるとの指摘も出ている。



不正輸出先にイランやシリアなどが含まれている以上、いくらWTOで吠えたところで韓国の言い分に同調する国は殆ど無いだろう。
少なくとも今回の一連の動きの中で、米国が韓国に対して甘い顔をする事は無い。