>>321
「最低だ、俺……」
「そうかな(´・_・`)」
「!?」
「例えばここに一本の精液入りボトルが有る。
 君はこれを彼女に飲ませる事も出来るし、
 アロマディフューザーに混ぜてザーメンアロマを
 肺の奥の奥まで満たしてやる事も出来る」
「……何を言ってるのか分からないよ!」
「少し難しかったかな。
 俺はどうも物事をシンプルに表現する事が苦手でね。
 端的に言えば、君はまだ最低と言える程のリビドーを持ち得ていないって事さ」
「……」
「例えば俺のような至極一般的な常識的人物でも、
 ザーメンボトルの一本や二本は持ち歩いているものさ。
 いつ如何なる時に我が子達の力が必要となっても良いようにね」
「……」
「かつて連合艦隊司令長官だった男はこう言った。『百年兵を養うは一日これを用いんがためなり』とね」
「……」
「だから俺もザーメンをボトルに貯めるんだ。皇国の興廃この一戦にありという瞬間のためにね」
「……僕はここに居て良いの?」
「それを決めるのは君自身さ(´・_・`)」
「僕はここに居て良いんだ!」
「おめでとう」