>>536 そこにリンクがあった

【から(韓)くに便り】夏がくれば思い出すこと 黒田勝弘
https://www.sankei.com/world/news/190728/wor1907280007-n1.html

>ソウル駐在初期にあたる1982年8月15日(光復節)の韓国の新聞には「今年の夏はこれまでのどの夏より
>暑くていらだたしい」という社説が出ていた。当時、日本の歴史教科書の記述がケシカランといって官民
>挙げて反日運動が盛り上がっていた

> その際、韓国側で出てきたのが「反日から克日へ」の方向転換だった。反日感情を日本に向け単に爆発、
>発散させるのではなく、「日本に打ち勝つ」「日本を克服する」という方向に向かうべきだというのだ。後に
>一般化する「克日」という言葉はこの時に生まれたのだが、当時マスコミはさらに「敵に勝つためには
>敵を知らなければならない」「克日のためには知日だ」といって、過去の歴史のみならず現在の日本を
>知るための特集を競って伝えた。

> 当時、新聞の識者座談会で女流作家の鄭然喜(チョン・ヨンヒ)氏が「克日」について語った痛切な(?)
>言葉が今も記憶に残る。
>
> 「克日運動という言葉を聞いた後、ずっと気分がすっきりしない。解放後数十年過ぎたというのに、
>われわれの意識を引き締めるのにまだ日本という刺激が必要なのだろうか。克日という言葉には日本を
>意識しなければならない、彼らを何か基準か目標のように考えなければならないかのように強要する
>感じがある。日本をあまり意識することはかえって日本に縛られるという点で、克日より自らに勝つ克己が
>優先されるべきだと思う」
> 筆者はそれから20年以上たった2006年にその間の韓国でのことを『“日本離れ”できない韓国』
>(文春新書)という本で書いた。その後、さらに10年ほどたってまた『それでも“日本離れ”できない韓国』
>(同)という改訂版を書いた。韓国は「日本離れ」どころか依然、日本、日本…なのだ。

これだから自我境界のあいまいな蛮族は。 他者を想定しないと自分を確立できないんだな。