>>833
VWに関しても指摘してるので引用。
(4ページ目)
 ここからはちょっと複雑なのでモデルケースを設けて説明したい。1つ目の例はフォルクスワーゲンである。
フォルクスワーゲンはディーゼルで底上げを図りつつ、EVで平均を引き上げる作戦を取っていた。

 しかし自らが引き起こしたディーゼルゲート事件で、せっかくディーゼルにシフトしつつあったマーケットを
ガソリンに引き戻してしまったのだ。そこへ泣きっ面に蜂とばかりに、中国がEV絶対優遇を変更しHVとの
両面作戦にシフトしそうだ。こうなるとフォルクスワーゲンは厳しい。中国で今まで通りEVが売れないだけでなく、
その余剰を他国で売りさばこうという作戦までもが頓挫する。

 こうしてA群に不穏な空気が漂い始めたことに加えて、ディーゼルと共に底上げ要員であったマイルドハイブリッドに
思ったほどにはCO2削減効果がないことが分かってきた。フォルクスワーゲンに起死回生の策があるとすれば、
徹底したロビー活動で、もう一度ディーゼルを主力に引き戻して、未達幅を減らして傷をいかに小さくするかだ。
CAFEの実質的罰金であるクレジット制度は、未達分を金銭購入する形になるので、基準値に近ければ
未達でも傷は浅いのだ。が、A群、B群ともに当てが外れてしまっては相当に厳しいことになる。
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これ、実質的にVWの死亡宣告では?