>>454
満州に軍隊があっても大した数ではないし、なにより7月から始まった第5次飢餓作戦と北海道空襲で日本海の物流が停滞
そこにソ連が朝鮮北部より侵攻して、満州北部の積み出し港である羅津等は戦闘に巻き込まれ、使用不能つまり満州・シナ派遣軍は完全に遊軍化
本州に侵攻しても軍部は微動だにしなかったものの、輸送路がほぼ壊滅した状態の北海道の渡島半島へ侵攻・増強されたら、北海道へ軍隊を送れないから放棄せざるを得ず、
当然北海道からの食料と石炭を抑えられてしまい、継戦不可能
だからこそ、援軍が来る前に決着を付けようとして大急ぎで主に部隊を派遣し、ニセコで激突。海軍も日本海側の駆逐艦を集めて渡島半島への第二次侵攻船団とその護衛艦隊を攻撃
雪風、柿、菫、楠、雄竹、初梅 の6隻

しかし、この戦争より後のことを予想していたトルーマンが渡島強攻に困り果て、前線基地保有予備のMark III(ファットマン型)を日ソ両軍が激突している戦場へ落とせと直接命令
また、裏ルート(これがなければ史実において、日本海軍の不備が成り立たない)を通じて、ソ連第二次侵攻船団のほぼ正確な通過地点と時刻を漏らした

この二つの攻撃で特に日本陸軍が北海道防衛の基幹部隊を損失したため、受け入れるしかないと折れた