[コミケ96]新名所“地獄ロード”誕生? 10万人規模の来場者なのに人もまばらなワケとは (毎日 8/11)
(前略)
今年から企業ブースは青海展示棟と、例年にはなかった場所で開催されており、一般ブースの西・南展示棟からの連絡ルートの
距離は約1.5キロ。 徒歩の場合は15〜20分程度かかる。 初日だけでも16万人の来場者が訪れる国内最大級のイベント。
数時間に渡り長蛇の列が続き、その場から一歩も動けないような状態が通例なのだが、何故かこの道、それほどの混み具合を見せていない。
ほぼ1本道となるが、この道を歩いた歴戦のコミケ戦士からは、早くも
「日陰がないのがつらい」「ゆるい傾斜が地味にダメージ」「地獄ロードだ」とのコメントが出ている。

実際、コミケには毎回参加しているカツヤさん(41歳)は、
「展示棟の往来は電車や無料バスもありますが、乗車するために並ぶのが面倒くさくて徒歩にしました…結果、地獄を見てます(苦笑)」
と嘆きの声。 青海展示棟から無料シャトルバスが概ね8分間隔で運行中だが、乗車エリアには行列ができており、待ち時間が発生している。

もうひとり、連絡ルートの木陰でぐったりしていたカメキチさん(28歳)は、「企業ブースに辿り着く前に暑すぎてまいっちゃいました」
と悲壮感たっぷり。
「初日から参加しているので、体力的に限界かも。3日目、4日目にここを通る人は“地獄ロード”だと思ってください」とアドバイスしてくれた。

もちろん、こうした点を想定したコミケ準備会は、飲食面では青海展示棟の敷地の中に自動販売機の増設。
トラックヤードにはケータリングを、ホール内には飲料販売所を設置するなど対策。
連絡ルートにあるドリームブリッジにはドリンクを販売する売店があり、道行くコミケ参加者の喉を潤している。
https://mainichi.jp/articles/20190810/orc/00m/200/033000c

正に有明死のバターン行進ロード