本居宣長の古事記伝によると、天孫ニニギノミコトは”丹饒(ににぎ)の尊”の謂れで、
実った稲穂が丹(辰砂)の如くに赤く色付くことを意味するお名前だそう。当時のお米はまだ赤米メインだからぬ。

すなわち、米作りを強いられているどころか天孫ご自身が穀霊としての神格をお持ちでいらっしゃるのだな。
……その血を継いだ遠い子孫連中までワーカホリックになるのも納得である。