結構長い事高校野球観てるのだが、ここ10年ほど暑い日は
1試合1〜2人平均で熱中症なりかけて足吊る選手が出るな
昔は一大会でそんな症状の選手1人も出ないのが普通だった

別に今の選手がヤワになったとは思わないが
必要十分な水分補給を前提にした科学的トレーニングが普及したことで、
体が脱水状態に不慣れになったのだろう

昔は練習中に絶対水は飲むなというのが普通で
その上で根性の1000本ノックだの重いコンダーラだの
脱水状態で体をいじめ抜いて強制的に脱水に慣らされていた

投手なんか主戦は1チーム1人で、控え投手は敗戦処理専門、せいぜいワンポイント
チームはエースと心中するのが当たり前、日程も今ほど余裕なく3連投4連投が普通、
腕も折れよと言わんばかりに毎日投げる、エースがマウンドを降りる時は敗戦と道義・・・

今思えば高校球界は戦前の精神至上主義を90年代初頭まで引きずっていたのだなあ