>>377
その先の方には中華アニメ業界の興味深いというか香ばしい話が色々と・・

(前略)・「回収できるのは一部にすぎない」

勢いづく中国の漫画・アニメ産業だが、地方に目を向けると課題も見えてくる。
「国産アニメには多額の資金が投じられるが、回収できるのは一部にすぎない」と四川省成都市でアニメ雑誌を発行する栗巍さんは指摘する。
関連グッズは大きな収入源だが「イメージ通りに作れるデザイナーや工場が少ない」と明かす。

遼寧省大連市のアニメ制作会社、大連博涛文化科技股〓(人ベンに分)有限公司の肖迪社長は
「国産のほとんどは1話や1シーズンで消えていく」と嘆く。 中国には日本のような幅広い年齢層に応じた漫画雑誌がない。
「10〜20年と連載して分厚い漫画ファンを築く仕組みがないから、アニメ化しても人気が続かない」と分析する。
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大連博涛は2011〜13年、日本のアニメやゲーム関連の仕事が7割を占め、売り上げは年2千万元に上ったが、今は大半が中国関連。
中国アニメの取引が伸びたのではなく、人件費高騰などで日本からの受注が減ったのが原因という。
テーマパークのドーム型シアター運営など、アニメ制作以外で利益を確保しているのが実情だ。従業員もピーク時の約400人から半減した。

それでも長年、下請けを続けてきた同社にとってオリジナル作品は夢だ。
肖氏自ら総監督となって少年少女が恐竜のいる惑星で冒険するアニメを制作中で、来年にも公開する。
「アニメ制作はマラソンと同じ。熱い気持ちで走り続けないと良い作品はできない。私たちにはその覚悟がある」と肖氏は力を込めた。(続く)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190822-00010004-nishinpc-int&;p=2

中国のアニメ産業は急速にその規模を拡大させたとは言え、未だその層は薄く歴史も浅いから、日本みたいに幅広い年代層に受け入れられる
基幹コンテンツに欠けているそうで。 それにグッズそのものは量産できても、腕のいいデザイナーや原型師は不足していると。