花粉症、処方薬と市販薬「患者負担に大差なし」
2019/8/23 12:08 (2019/8/23 12:42更新)
薬は医療機関を受診して入手した方が安い――。
こんな「定説」を覆す分析を健康保険組合連合会(健保連)が23日、発表した。
花粉症では市販薬をドラッグストアなどで購入した場合と医療機関で
類似薬を処方してもらう場合の患者負担にほとんど差がなかった。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48903270T20C19A8EA4000/
例えば、健保連の分析では「アレグラ」14日分を医療機関で受け取る場合、
自己負担3割の現役世代でかかる費用は総額2003円だ。
薬だけなら482円だが、医療機関に支払う初診料や薬局に支払う調剤料が1500円以上かかる。
一方、市販薬の場合は税込みで1554〜2036円だった。市販薬の方が高い場合でも差額は33円で収まる。
患者負担だけ見れば費用に大きな差はない。
健保連が問題視するのは医療機関でかかる費用の7割は公的医療保険で賄っている点だ。
軽症の患者が薬目的で医療機関を受診すると、医療費が膨らみ企業健保の財政を圧迫してしまう。
健保連は市販薬と同じ成分の花粉症治療薬を公的医療保険の適用から外せば、
最大で年600億円程度の医療費削減効果があるとの試算も示した。


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良さそうな話に見えるけど、杉切った方がはやくね?
(そうではなくて、耳鼻科医や薬剤師の収入が減るのでわ)