>>718
評判の悪い二十六年式拳銃(9mm≒38口径)は大正時代に市販もされており、それを参考にした桑原鉄砲店が、8mm≡32口径の軽便拳銃を販売している。
スケールダウンで重量は半分以下ながら、シングルアクションにも対応して命中率は高く(二十六年式は非常に悪かった)、銃本体も弾も安かった。

本体にも機関部にもメッキしてるので耐久力が高く、どうやらガスの抜けも改善されてるらしく、50m先で厚さ15mmの杉板を貫通したという。
軍用としては物足りないが、護身用としては必要充分なスペックのため、出動部隊の評判も良く悪い噂を聞かない。当然ながら多数が売れたそうな。