元々欧州は貴族のスポーツとしての狩猟が発達して
弓よりも槍、槍よりも剣で狩るのが格好いいって文化があった
ボアスピアソードみたいなね

こういう強すぎる武器を使わないほうが上品で公正であるという見方は銃が発達してからも残っていて
セミオートやポンプアクションが誕生してもダブルバレルショットガンの2発で決着をつける、それができなければ負けという
暗黙の了解みたいなのがあった
なので二十世前半においても一番高価な銃は英国製水平二連ショットガンだった

そういうわけで狩猟用マグナムリボルバーが受けいられれる土壌がなかったんだと思う
貴族なんだから狩りに自分が外しても従者に撃たせればいいんだ

逆にアメリカなんかは生活の糧としての狩猟がメインで、貴族的なスポーツシューティングが流行ったのはずっと後
必要性によって銃が求められてたし、自分一人の力で狩るのも求められていた