連投失礼。
C★ノベ 新刊への著者コメントが意味深・・・

・ 旧日本海軍は、水上機王国でした。
 零式水上偵察機、零式観測機、二式水上戦闘機、水上戦闘機「強風」など、数多くの機体が開発され、
偵察、対潜哨戒、弾着観測、泊地の防空と、多種多様な任務に使用されています。
 本来、空戦には不向きなはずの水上機が、防空戦闘にまで使用された裏には、日本軍の設営能力の
貧弱さがありました。
 当時の日本の土木工事は人力を頼りとしていたため、占領地に飛行場を建設するのに多大な時間が
かかり、その間、防空は滑走路の要らない水上機に頼らざるを得なかったのです。
「必要は発明の母」と言いますが、水上戦闘機は、そのような切ない「必要性」が「母」となって、
生み出された機体でした。

〔横山信義/2019年9月〕

水上戦闘機、登場するのか、そうなのか?