>>530
 大正7年に良かったものが昭和8年までに低下したわけですね。
 なんてそんなわけは無く、良いときだけ、悪いときだけ抜き出しても仕方がないのです。
 米戦艦の場合は判明しているデータが少ないので仕方がない面もありますが(と言っても新戦艦はそれなりにデータが集まってきていますが)、日本戦艦はそこそこデータが残っています。
 大正時代をお知りになりたいとすれば有名どころですが

 平均射距離/命中率
大正10年
 長門 24,100m/0%
 扶桑・金剛・霧島 18,700m/1.7%
大正11年
 長門・陸奥 27,660m/4.3%
 伊勢・金剛・比叡・霧島 22,700m/6.9%
大正12年 
 長門・陸奥 24,600m/6.07%
 伊勢・日向・金剛・比叡・霧島20,200m/10.67%
大正13年
 長門・陸奥 26,670m/3.25%
 山城・日向・金剛・比叡 22,700m/5.12%
大正14年
 陸奥 26,140m 25,600m/0.72%
 扶桑・山城・日向・金剛・比叡・霧島24,600m/3.66%
大正15年
 長門 26,100m/6.4%
 扶桑・伊勢・山城・霧島・比叡 22,500m 17,200m/16.4%

 10%を超えているのは2例のみ。5%未満も6例ありうち1例は0%です。
 こちらも平均しては如何でしょうか。