米国、在韓米軍予算7000万ドルを削ってメキシコとの「国境の壁」建設に投入

米国防総省が、メキシコとの「国境の壁」建設に投入するため、
在韓米軍の施設2カ所の事業予算7050万ドル(約75億4000万円)を転用すると決めたことが4日(現地時間)に確認された。
これに日本・グアムから転用する予算まで合わせると、
米国が壁の建設のために転用する軍事予算36億ドル(約3800億円)のうち、およそ20%に当たる7億3352万ドル(約784億3500万円)が韓半島周辺から引き抜かれたものと判明した。

米国防総省が4日に公開した127項目の予算転用事業リストには、
京畿道城南市にある極秘バンカー(掩蔽壕〈えんぺいごう〉)「タンゴ(TANGO)指揮所」の関連予算1750万ドル(約18億7000万円)、
群山空軍基地の無人機格納庫関連予算5300万ドル(約56億円)が含まれていた。
米国防総省は前日、127の事業から計36億ドルを転用し、メキシコ国境に175マイル(約280キロ)の壁を作ると表明した。

在韓米軍の予算転用額は、日本など主要国に比べて少ない方だ。
しかし、有事の際におけるB1、B52戦略爆撃機の出動など、韓半島への戦力支援を担当する米領グアムで削減される金額も
8事業2億5734万ドル(約275億1700万円)に上るなど、韓国・日本・グアムから引き抜かれる予算だけでも7億3352万ドルに達する。
これは、壁の建設のため転用される予算のおよそ20%に当たり、韓半島有事の際の対応態勢に悪影響を及ぼしかねないという分析もある。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190906-00080053-chosun-kr


中露がうりゃあしてくるなら話は別だけど半島有事なら・・・