2019.09.06
中国の威信崩れる、初の国産空母が就航延期…艦載できる戦闘機が“ない”と発覚

https://biz-journal.jp/2019/09/post_117594.html

 中国で初の国産空母である通称「001A」の就航が、当初予定の今年4月から大幅にずれ込んでいることが明らかになった。
大きな原因は艦載機が決まらないことだ。
 ウクライナから購入した中国初の空母「遼寧」の艦載機は「殲15(J−15)」だが、
故障が多く事故も発生しており、海軍首脳は「艦載機としては不適格」として早々と断念。

次の候補としては「殲31(J−31)」や「殲20(J−20)」が有力候補となっているものの、2つともは艦載機としては一長一短ありで、
訓練でも満足な結果が出せず、001Aの就航は大幅に遅れて2020年代後半にもずれこむ可能性もあるという。
 

001Aは最大排水量7万トンで全長315m、12年に就役した遼寧の発展型で、初の純国産空母になる。
001Aは遼寧と同じ旧式のスキージャンプ台型甲板を備えているが、管制塔やブリッジを一新し、レーダーや電子装備を改良。
17年4月に進水し、18年5月から19年1月まで4回の試験航海を重ねており、早ければ今年4月に就航の予定と報じられた。


(中略)

 サウス紙によると、その間の臨時の代替機としてJ−20が検討されているものの、J-20が搭載する国産エンジン「WS-15」は
技術的にも性能的にも1世代古く、艦載機として使用する場合、耐久性の問題で実用化に難があるほか、エンジンに塩害対策も
講じなければならず、腐食性の高い素材の開発も行わなければならない。同紙は「陸上機として開発されたJ-20を空母で
運用するということは、そう簡単な話ではなく、J-20艦載機化には10年前後の時間がかかる」と結論づけている。
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艦載機として落第となると、J-15の存在理由はどうなるのかね。本格運用のための試験機みたいな感じだろうか。
それにしても、「艦載機が無い」とは・・・

J-31にしろJ-20にしろ、もともと艦載機を想定してない機体じゃないか。
どーすんのかなー(棒