プロレスラー前田日明さんいわく(本人は20代で帰化したらしい)
「在日への差別問題にしても、日本の部落問題と同じように、それを「食い物」にしているやつがずいぶんいます。
 自分が現役引退を契機に出自を公にしたら、もう嫌になるぐらい多くのやつが寄ってきましたよ。
 でも、そのなかにどれだけ本物がいたか。
 いま、日本から北朝鮮に帰国した人たちはものすごい差別を受けています。それに対して何も言わない。
 飢餓の問題も深刻な状態です。自分と血のつながっている人たちの惨状を前にして、
 誰か一人でも、周囲に明確に分かる形で何かやっている者がいるか。少なくとも沸き上がってくるような活動は見たことがない。

 俺の親戚にもいるんです。父のすぐ上の伯父です。北朝鮮への帰国運動が始まったのは昭和30年代半ばだけれども、
 当時、朝日新聞をはじめとするマスコミの「地上の楽園」といういい加減な報道に乗せられて北朝鮮に帰ったんです。
 消息不明ですよ!……
 出自が在日だからということで韓国で就職差別を受けたり、北朝鮮に帰国すれば殺されたりひどい目に遭わされたりする。
 こういうことに黙っていながら、日本国内の差別反対だとか、参政権をよこせだとか言う人間を、少なくとも俺は信用できない。」

私は帰国事業そのものは何とも思わなし
帰国してひどい目にあったとしても、悪いのは北朝鮮で日本でないことは明白だが
日本にいる在日が何の責任もとってないのがひどい