昭和17年5月、戦艦日向は、実弾射撃訓練中、5番主砲塔の爆発事故を起こす
戦時下ということもあり、この事故は一般国民には秘密にされた

はずなのだが、多くの一般国民が、爆発の瞬間の映像を目撃する事態が起きてしまう

この訓練には、ニュース映画の撮影班が同行しており、彼らは偶然、事故の瞬間をカメラに収めてしまったのである
どういうわけか、撮影班も、編集スタッフも、軍の検閲担当者も、全くそれに気付かないまま、映画は完成、
そのまま日本各地で上映され、多数の一般人の目に触れることになったのであった