ずいぶん前、台湾の武器輸出会社のカタログ本を見たことがあるけど、
銃器はカタログ本の末尾に小さく紹介されているだけで、
戦闘服、ヘルメット、戦闘装備品、テント、野戦用ベッド、その他小物あれこれに大半のページが割かれており、
ワルノリの例えでいえばアウトドアショップのカタログみたいなもの、
「わが社にお任せいただければ戦闘装備なぞお持ち合わせでない国や武装勢力の方々でも完全装備できます」といった品揃えが印象的だった。

銃器や兵器は正式な段取りを踏んで輸入、購入しようとすれば何かとうるさく言われる国でも、
民生品と紙一重の装備品なら面倒見のいい業者がいるんですよ、といったところか。