ソ連時代にも「クロコジール」(ワニ)という名の漫画雑誌があり、
当局お目こぼしの範囲内ではあるのだが、時事風刺ネタを売り物にしていた。

「古い建物は壊すな」(帝政時代からの建物のほうがよほど丈夫にできているんだぞ)
「(物資不足の中でも)新しいスーツが買えてよかったね、でもそれ、1回洗濯したら縮んで着られなくなっちゃうよ」
(宇宙ロケットを作れる国が、どうして長く着られる服が作れないの?)などなど。

絵柄はまあまあ、西側で見ても笑えるものだったから、ソ連に漫画家がまるでいなかったわけではないらしい・・・。