>>551
軍と政府の関係については明治憲法では「天皇ハ陸海軍ヲ統帥ス」と、統帥(指揮)権は政府(内閣総理大臣)ではなく天皇にあることが明記されていた
軍の予算については国家予算の一部であるので国会の議決を受けることになるが、陸海軍が内閣を通さず直接天皇に上奏(意見具申)することができた
また現役武官である陸海軍大臣を出さないことで意に沿わない組閣を妨害するなど大きな権限を持っていたので特に昭和に入ると政府が軍を統制するのが困難になった
(だからといって二等兵が国会議員にタメ口きけたわけではない)

ま大正デモクラシー時代には民間人でも軍人を軽んじる風潮があったりするので時期によっても異なる

警察と軍の関係・対立に関しては巡査の停止命令を移動中の部隊が無視したことで起きた「ゴーストップ事件」という事件が起きている
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E4%BA%8B%E4%BB%B6