軟弱地への着弾だと信管が作動しないことが増える。
海面突入の場合でも同じだし、薄い鋼板でも同じ。

ガ島砲撃時でも時限信管で空中炸裂させた三式弾は全部炸裂が確認されたが、
着発の零式弾は6割、遅延のままの一式徹甲弾は4割しか炸裂確認出来なかった。
観測誤差はあるから、この通りという訳じゃないだろうけど夜間だから炸裂はわかりやすいだろうしね。

日本の徹甲弾の信管の場合はアメリカと違い、撃針はバネでアシストされていない。
弾着時の慣性で起爆薬を突く、米は弾着の衝撃でバネが解放され撃針が前進して起爆薬を突く。
どちらも不発になることは結構ある。