八幡製鐵所を主目的とする日本本土初空襲たる八幡空襲にはB-29 75機が参加、
喪失損害は事故を含め7機喪失(うち被撃墜は2機)、6機被弾であった。

8月20日の再度の八幡爆撃では、出撃61機中14機損失、うち対空火器によるもの1機、
航空機攻撃4機、空対空爆弾によるもの1機、衝突によるもの1機。

↑こんな具合の内容で、毎度の空襲と損失機が記載されていて、八幡爆撃の頃は
損害は多め。

だが太平洋戦争中アメリカが生産し作戦に投入したB-29の機体数約3,900機
対して喪失数は774機で、生産数からの損失率は約20%。
1980年代までの書籍などではほぼ損害はゼロ、もしくは極めて少数で
あったように書いているものもあるとのこと。さっきの表はこのたぐいかと思われる。