米民主、医療保険改革で激論 大統領選討論会
2019/9/13 4:26 (2019/9/13 10:42更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49766540T10C19A9000000/
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【ヒューストン=永沢毅】2020年11月の米大統領選を巡り、野党の民主党は12日、候補者による3回目のテレビ討論会を
南部テキサス州ヒューストンで開いた。バイデン前副大統領とウォーレン上院議員ら10人の参加者が初めて一堂に会した。
バイデン氏はサンダース上院議員らが唱える国民皆保険が大幅増税につながる恐れがあるとして批判し、激しい応酬を繰り広げた。

バイデン氏はサンダース氏を「国民皆保険がどれだけ納税者にコストを負わせるか、誰も説明していない」と非難した。
「あなたは社会主義者には信頼を得られる」と皮肉った。サンダース氏は巨額の財源が必要な点を認めつつ
「米国には無保険者が8700万人もいる。私の政権では高額の医療費で国民が財政的に破滅しないようにする」と反論した。
ウォーレン氏はサンダース氏に同調した。

中国との貿易戦争でも意見が割れた。サンダース氏は、オバマ前政権でバイデン氏が進めた環太平洋経済連携協定(TPP)を
やり玉にあげた。バイデン氏は「中国の不正を止めるには組織的に立ち向かう必要がある」とTPPの妥当性を訴えた。

論戦のテーマは銃規制や気候変動や移民政策、人種問題など多岐にわたった。アフガニスタン政策を巡り、ウォーレン氏は
「アフガン問題は軍事的には解決できない」と述べ、反政府勢力タリバンとの合意なしに駐留米軍の撤収を進めるべきだと主張した。

(中略)

大統領選の民主候補の指名争いは、中道派のバイデン氏が首位を維持している。リベラル派のサンダース、ウォーレン両氏が
その後を追う構図となっている。
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結局、バイデン、ウォーレン、サンダースの中から選ぶことになるのか。
ひょっとしたら、ウォーレン+サンダースの「左派連合」で政権目指すかもしれんな。
そうなったら、左派連中が大喜びしそうな気がする。