>>636
>その死後に残党が地方軍閥と化したのは皮肉な事だが。

それもオーベルシュタインが地球教最後のテロ攻撃で死ななければ絵に描いた餅でしたしね。

もしあそこでオーベルシュタインが死なず、ラインハルトの死後も絶大な権勢を振るい続けていたら、
イゼルローンの同盟残党など真っ先に捻り潰されていたというか、見逃すべき理由もありません。

流石に実戦部隊を掌握する七元帥と皇妃ヒルダが切れてオーベルシュタイン討伐で固まれば、
直属の兵力や艦隊を持たないオーベルシュタインは詰むかも知れませんが、そこはそれ、
稀代の陰謀家にしてマキャベリストのオーベルシュタインはそれもまた想定した上で、敵陣営を
分断し内部崩壊に追い込む秘策を繰り出しかねません。

ぶっちゃけヒルダや七元帥を全部殺してもまだ幼い皇太子さえ手元に置いていれば幾らでも
やりようはあるし、むしろ功績の大き過ぎた七元帥などオーベルシュタインが牛耳る新生銀河帝国
にとっては邪魔者以外の何者でも無いのだから。