ということで、ですがの諸君!

外科医けいゆう@keiyou30 消化器外科専門医
以前も書いたけど、私たちが「おならができる」のは、肛門が「降りてきたのは固体か液体か気体か」を瞬時に見分ける性能を持ち、「気体の時のみ排出する」
という高度な選別ができるからです。
これは人間が社会生活を送る上で極めて重要な機能で、病気や外傷でこの機能を損なうとQOLはかなり落ちます。
おならと便の区別がつかなくなると、「トイレに行かないとおならができない」「日中はオムツが外せない」という状態になり、生活がとても不便になります。
原因として、肛門の外傷(遊び半分あるいは自慰目的での肛門異物挿入など)や、病気(直腸がんや肛門管がん)の手術後などがあります。

気をつけることだ