因みに砲身が長くなると砲弾が砲身内で振動するバロッティング現象がより大きくなり易い
チャレンジャーライフリング砲にもかかわらず1985年のNATO合同射撃競技会でまさかの最下位を頂戴したのも、長い砲身のバロッティング現象と、ライフル砲の砲弾の旋転による捻れの複合現象がわをかけたと目されたりもしている(昔の話だが)

砲身延伸はどうも通常弾でRAP弾並の射程が欲しいというよりは、精密誘導砲弾ありきの長射程運用が専ら前提になっていると見た。