対空火器は有効射程内での撃墜が必要であった
その点、特に急降下爆撃機の本(急)降下前スピード抑制緩降下中飛行時を攻撃できるボフォース40mm機関砲は威力を発揮
 SBDは水平でスピード抑制をほとんどせずとも急降下爆撃可能
しかし、引き上げ速度を無視した全速どころか落下スピードも加わった特攻機を撃墜するには、ボフォース40mm機関砲の射程と発射速度でも対応が困難
 最終速度で150km/hほど違ったと思われる。射撃距離4000m(射程にあらず)で半分加速としても

だいたいの概算(たぶん間違っているけど)で
 急(4/590)*60*120=48発
  投射量48*0.9kg=43.2kg
 特((4/590)-(4/740/2))*60*120=29発
  投射量29*0.9kg=26.1kg
 19発/門(ほぼ4割)も違う

こうして、VT信管が付けられて至近距離を通過すれば炸裂する3インチ砲が必要となった
 特(4/590-(4/740/2))*60*50=12発
  投射量12*5.9kg=70.8kg