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ドイツの「エネルギー転換政策」がノルウェーの大自然を絶賛破壊中
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66895

(抜粋)
■ ノルウェーの大自然の真ん中に

ドイツのエネルギー転換政策では、原発を止めて再エネで代替するのが目標だ。再エネの中でも、
主力は風力。とくに北部はほぼ一年中、安定して風があるし、風は夜でも雨でも吹く。
ドイツにはすでに27000本の風車が立っている。

ただ、前述のように、風力タービンは規制があり、住宅地のそばには立てられない。州によって規則は異なるが、
風車の高さによって、400mから800mぐらいは人間の生活圏から距離を置かなければいけない。

一番厳しいのがバイエルン州(州都はミュンヘン)で、風車の高さの10倍の距離をおくことになっている。
つまり、高さ200mの風車なら、住宅から2km離れなければならない。こうなると、立てる場所がなくなる。

そこで、ミュンヘンのシュタットヴェルケ(地域の電力・水道などの供給公社)が何を考えたかというと、
ドイツはやめて、ノルウェーに風車を立てる! EUは電力網を統一していく予定なので、どこで発電しても同じというわけだ。

ミュンヘン・シュタットヴェルケの勢いは凄まじく、ノルウェーにはすでに2ヵ所、容量が計23万2000kWのウィンドパークが
完成しており、現在、3ヵ所が進行中。もちろん、他のドイツの事業者も続々と参入しており、50のプロジェクトが
進行中で、さらに50が申請中だという。

ただ、困ったことに、彼らはノルウェーで、ドイツでは絶対にできないことをしている。というのも、ノルウェーの原生林や
フィヨルドといった、大自然の真ん中に風車を立てているらしい。

しかも、長さ60mから80mにもおよぶ風車の羽を輸送するためには、直線の道が必要なため、複雑に入り組んだ
海岸の岩肌を爆破したり、あるいは谷を膨大な砂利で埋めたりして、道を作っているというから聞き捨てならない。
(以下略)
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ドイツェ・・・・