潜水艦の本をいくつか読んでいるのですが、インディアナポリス撃沈の橋本以行艦長の本が
客観的で冷静かつ、相手を敬う武人の気風を感じさせるのにたしい、「どん亀艦長〜」の板倉光馬艦長の
本は単なる粗暴な酒乱が運が良かっただけで生き残ったという感じを受けます。

最後の回天隊の部分に至っては橋本艦長が必中を期してあえて回天を使わなかったのにたいし、
板倉司令は「俺も後から行く行く」詐欺を繰り返しています。

同じ帝国海軍でも人間性は人それぞれということは理解できるのですが、なぜこの二人はこんなにも
異なっているのでしょうか。海軍教育でも人格は変えられないということなんでしょうか・・・