F-3開発関連で物書きのプロでも間違えたのにはパターンがある
それは意思決定にはルールと手順があり、これを無視した内容の情報はガセだった

総額何兆円にもなるプロジェクトであるので選考の公平を期す為に決められた場でしか正式に提案できない
国内企業やLMだけが特別扱いで好き勝手に防衛省に何度も提案したりはできなかった
国内企業案だけノープランで他は具体的提案があるのにノープランが選択されるとかはあり得ない
それを無視して何度も特定の企業がプランを防衛省に提案したという内容の記事は100%ガセだと後から判明した

政治の承認が最終承認でありそれ以上の意思決定は存在しない
次期戦闘機選定のような重要防衛政策は最後には政治の承認が必要あり
何を開発するか、何を導入するかも決まってないのに最終の政治の承認があるわけがない
防衛政策の場合は大綱・中期防が最高の意思決定でありそれ以上の権限ある決定は存在しない
そして政治が決定した大綱・中期防という防衛政策の決定に反したことは防衛省はできない
政治が自主開発と決定してるのに防衛省がF-22ベース案の開発計画立案とかは不可能
何を開発するかも決まってないのに開発だけ政治が決め、内容は防衛省が勝手に決めるとかもあり得ない

予算とは計画そのものであり何をするかも決まってないのに予算は付かない
具体的な計画立案がなされてないものは財務省の賛否以前に予算が付くことはない
自主開発か既存機改造か、どんな案を選択するかも決まってい話には予算は付けられない
ノープランなのに開発予算だけが付くとかあり得ないのだ
現時点で自主開発か既存機改造かも決まってなければ概算要求に記載なんてあり得ないのだ

以上の意思決定のルールと手順を無視した情報は100%ガセだったことが後から判明している
大手報道機関やプロの専門ライターでも意思決定の手順とルールを良く知らないと
ガセネタを紙面に出して後から間違いと判明するのがパターンだった