朝鮮半島に民族資本が存在してたら”ウリ”なんて共同体はとっくに解体されて、生き残りはアウトローの組織として日陰に追いやられてるぞ。
あれは『”共有財産に依存する小規模生活集団”としてのウリの外側に、何一つ社会資本と呼べるものが存在しない』不毛の荒野が環境的な成立要件だからな。

つまり彼らは「たった一椀の米を全員で分け合う(なお平等に分けるとは誰も言ってないし、弱者に暴力を振るわないとも言ってない)生活」しか知らずに生きてきたわけで。
物資と豊かさに満ちた外部文明と接触したらそりゃ足りない脳味噌も盛大にバグるわいな、と。

そして何より、我々文明人は
「私有財と見て分かるもの(身近な例ならば他人の財布とか、クレカとか)は見ればそうと分かるので、確認するために一々盗んだり殴ったりしない」
という常識を社会的に共有しているため、彼らの常識からはそれが無主の共有地と見えてしまうのだな。
で、後頭部を殴られたニダ!と毎度大騒ぎする。…本当に救いようがないなコレ。