H-2B8号機の火災の件、原因が確定したようだの。
1.エンジンノズル脇の排出口から液体酸素が滴下して、発射台の耐熱材にかかる。
2.液体酸素と接触する事で耐火材が帯電するとともに、過冷却により耐熱材に亀裂が発生
3.静電気が内部の断熱材に向かって放電し、断熱材が発火。
4.発火により耐熱材に穴が開き、高濃度酸素下であるため断熱材が激しく燃焼。

というプロセスらしい。
今まで起きなかったのは、風によって酸素が拡散し断熱材が燃焼を起こす条件にはならなかったためとの事。
うむ、流石にこんな現象は実際に発火事故が起きないと分からんよな。