>>316
亀レスながら、日米以外のイージスについて調べてみた。それぞれに家庭の事情が、ある模様…


・韓国のイージス「世宗大王級駆逐艦」は3隻。イージス武器システム(AWS)はベースライン7.1の発展型。
多機能レーダーはAN/SPY-1D(V)採用、パッシブ・フェーズドアレイ・アンテナはアーレイ・バーク級フライトIIA

<ネットの評価>武装は独自規格のVLS128セル(日米96セル)。重武装トップヘビーで操舵性がセウォル化した
また日本のイージスとはデータリンク能力がある一方、自国内にある複数の既成リンクとの互換性には疑念あり
国産ミサイルを多く積んでいるが、16基の対潜アスロック「紅鮫」は試験で12発中8発の命中にとどまったため、
改良を重ねて量産が発表された。8基の対艦ミサイル「海星」も、試験で所期の性能に達していないとの報道あり
ほか「対魚雷デコイがさび付いて、24発中18発が作動しなかった」ことで、日常整備が不十分であることが発覚

なお3隻とも水中放射雑音が規定値を超えているが、納入メーカーに賠償金を課しただけで改善はしていない


・スペインのイージス「アルバロ・デ・バサン級」は5隻。イージス武器システム(AWS)はAN/SPY-1D(V)
多機能レーダー。オリジナルAWSの一部機能を削除。ベースライン6フェーズIに相当するも7フェーズに移行中

<ネットの評価>
予算やりくりの結果6千トン未満の船にイージスを載せた。ゆえにMk.41 VLSは48セル(日米96セル)に止まり対潜
ミサイルなし、CIWS未装備。軽量化のため艦橋とマストと煙突を一体化、コスト削減のため低速化(28ノット)など
いろいろ性能を犠牲にしている。ただしその限りではバランスのよい成功した艦とされ、豪州やノルウェーも導入
(つづく)