トゥンベリさんに平和賞? ノーベル委員会のジレンマ

環境活動家のスウェーデン人高校生グレタ・トゥンベリさんが、10月に発表されるノーベル平和賞の候補に推薦されている。
ただ、気候変動問題で世界の指導者たちをあからさまにこき下ろす彼女の発言は、ノーベル委員会にジレンマをもたらしている。

もし16歳のトゥンベリさんが受賞すれば、最年少の受賞者。環境保護活動での受賞は、2007年のアル・ゴア元米副大統領以来となる。

ただ、彼女を環境活動の世界的な「顔」にした、非常に対立的な姿勢には批判も。
トゥンベリさんは特に、移動手段に飛行機を使う人々を「flightshame(フライトシェイム、『飛び恥』)」として非難する。
ノーベル委員会の元副委員長はロイターの取材に対し、同委は「恥」という見方を非建設的だと見なすかもしれないと語った。

さらにノーベル委員会は、トゥンベリさんの年齢と、世間からの厳しい目についても検討することになる。
5年前には、パキスタンで女子教育の権利を訴えたマララ・ユスフザイさんが17歳でこの賞を受賞したが、
トゥンベリさんに対する意見ほど分裂していなかった。
とはいえ内部関係者の間では、トゥンベリさんが受賞するとの見方が多い。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190926-00010008-reutv-eurp


グレタにくれたらあかんやろ キティに錦の御旗もたせるようなもんだっつうの