欧州「緑の党」に勢い 環境問題への機運高まり指摘
2019年9月30日 19時50分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190930/k10012105841000.html
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ヨーロッパでは「緑の党」がオーストリアの議会選挙で躍進したほかドイツでも支持率がメルケル首相の政党と
並ぶなど勢いをみせていて、背景にスウェーデンの16歳、グレタ・トゥーンベリさんをはじめとする世界的な
環境問題への機運の高まりが指摘されています。

オーストリアでは29日、議会下院の選挙の投開票が行われ、地元の公共放送の推計の得票率として
中道右派の「国民党」が第一党になる見通しとなった一方、環境保護政策を重視する「緑の党」が14%と
前回から10ポイント以上躍進し、第四党に浮上しました。「緑の党」は議席を持っていませんでしたが
一気に26議席増やす見通しです。

「国民党」のクルツ党首は今後の連立交渉について「すべての党と話をする」としており、また「緑の党」の
コグラー党首も選挙前にNHKの取材に対し、条件次第で連立に入る意欲を示すなど、
今回の躍進を受けて「緑の党」が連立政権入りする可能性も浮上しています。

一方ドイツでも今月27日に発表された世論調査で、「緑の党」の支持率が27%とメルケル首相の
キリスト教民主・社会同盟に並ぶなど勢いを見せていて、背景にはスウェーデンの16歳の活動家
グレタ・トゥーンベリさんを始めとする世界的な環境問題への機運の高まりが指摘されています。
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とうとう、「16歳の活動家」になっちゃいましたかw>環境少女

しかし、極左に近い「緑の党」がこれほど勢力を増すとはな。
有権者の支持が、右派勢力と左派勢力に極端に分かれていく流れか。
欧州のイスラム勢力はどっちにつくんだろうか?