>>290

例えば7.62o×51FMJが体内をスルッと貫通していく際に、大きな瞬間空洞を創るが、貫通して抜けてしまったら、ダメージ半減。
抜けた弾が更に一人貫通し、何か障害物に深くめり込み停止したとしたら、その分のエネルギーを最初に貫通した人間には与えなかった事になるわな。
でも瞬間空洞は最高潮だった筈だ…。

これが変形弾で盲管銃創だったら弾丸エネルギーを全てダメージに変換して体内を爆ぜさせる訳だ。
つまり瞬間空洞に破壊力を伴わせたからだ。

5.56oは破砕弾になって盲管銃創になったって事は弾丸エネルギーを全て使い果たし瞬間空洞を余す事無くダメージ転換にたという事。
それでも弾頭質量が瞬間空洞に伴わないので体内に62Gr分の弾の破片が四散した(銃創部が広範囲に広がった)だけで、阻止威力には繋がらない。
.223の弾丸重量が大体.308の1/3だとすると、瞬間空洞に対して.223は3倍は弾頭櫃量不足って事になるのかね…乱暴に言うとw
(まあ.223の弾頭質量を増やしたら初速も落ちて瞬間空洞のサイズも縮小し、破砕も起きなくなるけどね…)

瞬間空洞は弾速が速ければ速い程大きくなる。だが弾丸質量が伴わなければ瞬間空洞の体内拡張に併せた体内破壊は起こらない。
大体800〜900m/秒くらいから瞬間空洞だけでも対人ダメージが伴って来る。(7.62o×51FMJの貫通銃創で3発でマンストップ…死ぬとは限らない)
だが.308のJHPなら1発だよね。弾頭効果が合わされば瞬間空洞は体内破壊に遺憾なく発揮される。
5.56o破砕弾は弾頭効果を伴って、瞬間空洞を活かし切っても5発は撃ち込まねばマンストップしない所からも弾頭重量という因子は重要な要素なんだよ。